2018年8月30日 更新

秋になったら楽しみたい和の植物。どんなものがある?

春・夏は華やかな花に目が奪われますが、秋は和の雰囲気も味わいたいということ、ありませんか?和の花は、お月見などの行事や紅葉にもぴったり。庭植えだけでなく、ミニ盆栽や和の寄せ植えでも楽しみたい和の植物をご紹介します。

[PR]ご近所さんとはちょっと違う、個性的なお庭用品ならガーデンガーデン♪

キク(菊)

 (12050)

古くから栽培されてきた、日本人になじみの深いキク(菊)。原産地は中国~日本にかけて。キク科の多年草です。大輪の菊を栽培するのは大変ですが、小菊と言われる種類は庭で気軽に楽しめるのでおすすめです。

秋に咲く小菊の花色は、黄色、紫、赤、オレンジ、ピンク、白などさまざま。花後の株分けや挿し芽で簡単に増やすことができ、庭の隅の日当たりの良い場所に植えておくと毎年かわいい花を咲かせてくれます。適度に肥料を与えると花付きがよくなります。

■ポットマム
小菊とも言えそうですが、ポットマムはアメリカで開発された園芸品種で、西洋菊と呼ばれます。こんもりと茂る矮性品種で華やかさがあり、鉢植えにすると豪華です。

ススキ(薄)

 (12051)

お月見に添える植物と言えばススキ。秋の七草に詠まれている「尾花」がススキを指し、生け花の花材としてもよく使われます。

ススキは、日本から中国にかけて自生するイネ科ススキ属の多年草。空き地や野原、高山まであらゆる場所で目にします。鑑賞用の園芸品種も多く、斑入りの葉をもつタカノハススキなどがよく栽培されています。
地植えにすると大きくなりすぎてしまうことがあるので、鉢植えや盆栽などで楽しむのがおすすめです。

性質は強健で生育旺盛。土質や植え場所はあまり選ばず、水やりは通常の植物と同様ですが、乾燥すると葉が丸まってくるので水をたっぷりと与えます。鉢植えは毎年植え替えてください。
秋の七草をはじめ、秋ならではの風情を楽しめる和の植物。和と言っても、中には華やかな花もあるので、いろいろな組み合わせを試してみてください。
37 件
[PR]ご近所さんとはちょっと違う、個性的なお庭用品ならガーデンガーデン♪

関連する記事 こんな記事も人気です♪

寄せ植えのお手入れ方法~植物の植え替えとメンテナンス

寄せ植えのお手入れ方法~植物の植え替えとメンテナンス

寄せ植えを作った後のお手入れ、どうしていますか?花がたくさん咲いている見頃を過ぎて、1種類、また1種類と枯れる植物が出てくると必要なのが植え替えです。そのまま残しておきたい葉物などは残し、部分的に植え替える必要も。寄せ植えを長持ちさせるメンテナンスと植え替え方法をご紹介します。
五感で楽しむガーデニング~香りを楽しむ植物を植えてみよう

五感で楽しむガーデニング~香りを楽しむ植物を植えてみよう

キンモクセイの花の香りが漂ってくると秋が来たのだと感じます。他にも、花や葉から心地よい香りがする植物は多いもの。色や姿だけでなく、花の香りに癒されるガーデニングも素敵ですよね。よい香りを楽しめる植物をご紹介します。
秋植えで楽しみたい。秋~冬におすすめの花9選

秋植えで楽しみたい。秋~冬におすすめの花9選

夏の花が終わったら秋の花に植え替えたい。でも、秋から冬にかけて咲く花で、秋になってから植えられるものは、春・夏の花ほどたくさんあるわけではありません。その中でも、できるだけ長い期間楽しめる花や、秋の風情を感じることのできる花などを集めてみました。
寄せ植えにも花壇にも!夏のガーデニングにおすすめの花10選

寄せ植えにも花壇にも!夏のガーデニングにおすすめの花10選

気温が上がってきたら、春の草花から夏の草花への植え替えをしましょう。強い日差しにも負けずに育つ、夏の花壇や寄せ植えにおすすめの花をご紹介します。育て方のポイントも参考にしてくださいね。
単調にならない植栽のコツは?フォルムや葉の色を考えたガーデニング

単調にならない植栽のコツは?フォルムや葉の色を考えたガーデニング

ガーデンに植える植物を選ぶとき、好きなものばかり選んでなんだか単調な印象になってしまうという悩みはありませんか?植物には葉の形や色、全体のフォルムなどさまざまな要素があります。ぜひ、植物の持つさまざまな要素に目を向けて、変化のある庭を作ってみましょう。

この記事のキーワード

この記事を書いたひと

Kaoru.S Kaoru.S