2017年8月14日 更新

夏から育てるブーゲンビリア

鮮やかな色で夏を彩るブーゲンビリアを育ててみませんか?熱帯植物なので栽培がちょっと難しいのではと思われがちですが、ポイントを押さえさえすれば意外と簡単に育ちます。無理なく栽培をスタートするには夏がオススメ。たくさん花を咲かせましょう。

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ブーゲンビリアとはどんな植物?

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真っ青な夏の空をバックに色鮮やかに咲き乱れるブーゲンビリア。元気なビビッドカラーが素敵ですよね。ブーゲンビリアは熱帯植物として知られ栽培が難しいイメージですが、実は日本でもポイントさえ押さえれば簡単に育てられる植物なんです。

ブーゲンビリアはオシロイバナ科ブーゲンビリア属に属するつる性の低木。日本ではイカダカズラとかココノエカズラという名前で呼ばれています。原産地は南米エクアドルからブラジル、アルゼンチンにかけての熱帯雨林地域です。

ブーゲンビリアが初めて世の中に知られるようになったのは1789年。フランスの植物学者のフィリベール・コメルソンがブラジルで発見したこの植物のことを記録に残しています。ブーゲンビリアという名前は一緒に航海をしたフランスの探検家であり海軍提督のルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィルにちなんでつけらたということです。
19世紀初頭には、ブーゲンビリアの2つの品種が初めてヨーロッパに導入され瞬く間に各国に広まります。現在ではさまざまな交配が行われ世界中で300以上の品種がある人気の植物なのです。
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ブーゲンビリアの魅力といえば鮮やかな色の花ですよね。
ピンク、マゼンタ、紫、赤、オレンジ、白、黄などの明るくはっきりとした花色ですが、実はこの部分は花の周りについた「苞」と呼ばれる葉で、中に見える小さくて白いのが実際の花なんです。苞は通常3枚付いていますが6枚のものもあり、薄くて紙のような質感であることから英語では「paper flower」とも呼ばれます。

トロピカルフラワーといえばプルメリアやジンジャーなど香りの良いものが多いですが、ブーゲンビリアには香りがありません。

葉はほとんどが単色ですが、品種改良で斑入りのものもあります。

ブーゲンビリアの育て方のポイント

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ブーゲンビリアは元々赤道直下の原産地では一年中花をつける植物です。温室のように管理された環境下では周年花をつけますが、一般家庭で栽培する場合も春から秋までの長期間(条件によっては夏場は花が咲かないことがあります)綺麗な花をつけてくれます。

ブーゲンビリアをうまく育てるポイントをまとめてみました。

ブーゲンビリアはお日様が大好き

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熱帯植物のブーゲンビリアの生育温度は16℃~38℃。冬は5℃を切るとだんだん弱ってきて3℃以下になると枯れてしまいます。暖地では地植えも可能ですが、一般的には鉢植えで管理するのがオススメです。

ブーゲンビリアはお日様が大好き。日差しが足りないと枝ばかり伸びて花芽がつかなくなったりすることもあります。開花株の移動も注意してください。鉢を日が当たらない場所に移動すると花が落ちてしまいます。必ず日当たりのいい場所で育ててくださいね。

風通しがよい場所を好みます。特に夏場は暑いのは平気ですが、風通しが悪いと葉が蒸れてしまい枯れてしまうので注意してください。

水は夏はたっぷりと、冬は乾かし気味に

生育期の水やりは土の表面が乾いてから鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと。ただし必要以上にやりすぎると、葉っぱばかりが増えて花芽が付きにくくなることもあるますので、必ず乾燥してからたっぷりを守ってくださいね。夏場はよく乾燥しますが多少葉っぱが萎れても水をやると直ぐに回復します。ただしあまりに乾燥がひどい場合は株が弱ってきて枯れてしまいますので真夏だけ風通しがよい半日陰で管理するといいでしょう。その場合は花は咲きません。

一方冬場は根も動かないので乾かし気味に管理します。寒くなってきたら徐々に水やりを控え、真冬には週に1度くらいにします。ただし室内が比較的暖かい場合はもう少し水が必要です。株の状態を観察しながら調整してください。

肥料はやるタイミングが大事

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