2017年8月14日 更新

夏から育てるブーゲンビリア

鮮やかな色で夏を彩るブーゲンビリアを育ててみませんか?熱帯植物なので栽培がちょっと難しいのではと思われがちですが、ポイントを押さえさえすれば意外と簡単に育ちます。無理なく栽培をスタートするには夏がオススメ。たくさん花を咲かせましょう。

[PR]ご近所さんとはちょっと違う、個性的なお庭用品ならガーデンガーデン♪
これはどういうことかというと、ブーゲンビリアは枝が伸びるたびに葉の付け根に脇芽をつけるのです。そして条件が良ければそれが花芽となって花を咲かせ、そうでないと脇芽がトゲに変異してしまうのです。

花芽形成の鍵は日光と乾燥具合。日によく当てて水と肥料はやや控え目にすると花芽が発達してたくさん花が咲くのです。

花をたくさん咲かせる剪定と誘引の仕方

 (4964)

とは言え、そのまま育てていても枝は上に向かって伸び、一向に枝数は増えません。それどころか少ない枝の上の方にしか花が咲かなくなり寂しい見た目となってしまいます。ここで大事なのがいかに枝数を増やしてたくさんの花を咲かすかです。枝数を増やすにはたくさん脇芽を出させるといいのです。

それではどうしたら脇芽を出させることができるのでしょうか?それは簡単にできます。剪定と誘引をすればいいのです。

まずは剪定です。時期はいつでもいいのですが、花芽を切りたくなければ冬場と夏の花が一休みする時期に行うといいですよ。伸びすぎた枝などを刈り込んで形を整えましょう。頂点を切ることで脇芽が伸びてきて新しい枝になります。

そして誘引です。要領はつるバラの誘引と同じです。支柱を使って枝を斜め横方向に誘引していきます。ブーゲンビリアの枝は通常上方向に伸びますがこれを斜め上45°より下に誘引してあげると頂点の成長が鈍って脇芽が出てくるのです。

剪定と誘引で脇芽を出して枝数を増やし、たくさん花を咲かせましょう。

ブーゲンビリアはちょっとしたコツで美しく育つ

いかがでしたか?熱帯植物のブーゲンビリアは、夏からの栽培がとてもやりやすいんです。じゅうぶんな日差しと温度、それにちょっとしたコツで美しく育ちますよ。ぜひチャレンジしてたくさん花を咲かせてみませんか?
36 件
[PR]ご近所さんとはちょっと違う、個性的なお庭用品ならガーデンガーデン♪

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【観葉植物・多肉植物・冬の鉢花】上手な冬越しのための管理方法

【観葉植物・多肉植物・冬の鉢花】上手な冬越しのための管理方法

熱帯で育つものが多い観葉植物。春夏は成長期に当たりますが、気温が下がってくる秋から冬にかけては休眠期。夏と同じ手入れ方法をしていると枯れてしまうということも。冬の間の管理方法や植物を室内に移す時期、さらに、ポインセチア、シクラメンなど冬の室内を彩る花のお手入れなどもご紹介します。
夏にピッタリ! 清涼感のあるミントを育ててみよう

夏にピッタリ! 清涼感のあるミントを育ててみよう

いよいよ暑い夏の到来です。ムシムシしているこの季節にぴったりな清涼感のあるハーブ「ミント」を育ててみませんか?育て方から活用法まで、ミントのあれこれをご紹介します。
庭作りに欠かせない宿根草とは?育て方のコツを知っておこう

庭作りに欠かせない宿根草とは?育て方のコツを知っておこう

庭作りで人気の宿根草。一度植えると毎年花を咲かせてくれる姿は嬉しいものです。宿根草にはさまざまな種類がありますが、基本的な育て方にはある程度共通点があります。宿根草の育て方のコツを知っておきましょう。
料理にもガーデンにも使えるハーブ。ローズマリーの育て方と楽しみ方

料理にもガーデンにも使えるハーブ。ローズマリーの育て方と楽しみ方

料理やお茶に利用できるハーブ。中でもローズマリーはガーデンを彩るグリーンとしてもおすすめです。常緑で大株にも育つローズマリーの種類や育て方、利用方法などをご紹介します。
【夏の家庭菜園】おすすめ野菜の収穫方法と栄養素・調理方法は?

【夏の家庭菜園】おすすめ野菜の収穫方法と栄養素・調理方法は?

夏野菜の収穫真っ盛りの7月~8月。家庭菜園におすすめの野菜を長く楽しむための収穫方法や、お手入れ方法を知っておきましょう。さらに、それぞれの野菜の持つ栄養素とその効能、おすすめの調理方法などもご紹介します。

この記事のキーワード

この記事を書いたひと

lyrica lyrica