2018年10月26日 更新

【ガーデニングダイアリー】11月・12月の庭仕事

冬が近づき気温が下がってくる11月。そして一年で最も日が短くなる12月。晩秋まで咲いてくれていた花も終わり、ちょっと庭も寂しくなってくる季節です。本格的な寒さがやってくる前にやっておきたい庭仕事や、冬越しの準備、室内で育てる植物の管理などをご紹介します。

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11月・12月は冬越し準備を始める時期

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寒さに弱い植物は室内へ

寒さに弱い植物は室内へ移動させます。植物によって、早めに室内へ移動させたほうが良いものや、12月まで屋外で大丈夫なものがあります。
室内に移動させた後も、天気が良い日は外に出したり窓を開けたり。気温に気をつけながら外気にも触れさせてあげるといいですね。

室内に取り込む際は、害虫に注意。暖かい室内では、アブラムシなどが一気に増えることもあります。虫がついているようだったら、まず駆除してから取り込みましょう。

宿根草にマルチングをしよう

地植えで冬を越す宿根草に腐葉土などでマルチングを行います。マルチングの素材には、バークチップや水苔などがありますが、腐葉土は春になったらそのまま土にすき込めるのでおすすめです。
何かとあわただしい12月に入る前に済ませておくといいですね。

外で冬越しする鉢植えの寒さ対策と水やり

外で冬越しする鉢植えも、霜が降りるような寒さは要注意。
寒さ除けに不織布などで覆うか、軒下に避難させましょう。発砲スチロールの箱や大きなプランターの中に鉢を集めておくと、寒さの影響も減らせます。地面に直接鉢を置かず、鉢台の上に乗せたり、大きめの鉢の中に入れて鉢を2重にしたりするのもおすすめです。

冬は空気が乾燥しているため、土も乾燥しがち。つい水やりを忘れがちな時期ですが、土の様子をみながら与えましょう。
水やりの時間帯にも注意が必要です。冷え込む夜の間、土が湿っていると土の中の水分が凍って根がダメージを受けやすくなります。夕方以降の水やりは避け、午前中に済ませましょう。

種まきと草花・球根の植え付け

パンジー スプリング ポット · Pixabayの無料写真 (12180)

秋まき一年草の種まき

温暖地では11月初旬頃まで、スイートピーやカンパニュラなどの秋まき一年草の種まきができます。できるだけ早めにまいて、本格的な寒さがくる前にある程度しっかりした苗に育てましょう。
定植後は霜があたらないように保温して育てます。苗が小さい場合は、暖かくなるまでポットで育てると安心です。

花壇への植え付け

シロタエギクやハボタン、パンジー、ビオラなどの植え付けは12月頃まで可能です。

春咲き球根の植え付け

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