2017年11月7日 更新

秋植えで楽しみたい。秋~冬におすすめの花9選

夏の花が終わったら秋の花に植え替えたい。でも、秋から冬にかけて咲く花で、秋になってから植えられるものは、春・夏の花ほどたくさんあるわけではありません。その中でも、できるだけ長い期間楽しめる花や、秋の風情を感じることのできる花などを集めてみました。

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パンジー、ビオラ

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花が少なくなる秋から冬、そして春までガーデンを明るく彩ってくれるパンジーとビオラ。品種が多くさまざまな色があるため、他の植物とのカラーコーディネートも楽しめますよね。
寄せ植えやハンギングバスケットにも便利で、冬のガーデニングには欠かせない植物です。育てやすく害虫もほとんどつかないので初心者にも簡単に育てられます。毎年苗を購入して育てているという人も多いのではないでしょうか。

花のついた苗は10月頃になるといっせいに店頭に並びます。種をまいて育てる場合は、9月頃に種まきを行い、10月に定植するとよいでしょう。
パンジーやビオラは、水はけがよく日当たりの良い場所を好みます。冬の間はあまり成長せず花も少なめになりますが、3月頃暖かくなってくると株が大きくなり5月初め頃まで花をたくさん咲かせてくれます。
花の時期が長いので、花が咲いている間は緩効性肥料を与え、花がらをまめに切り取ることが大切です。種をつけさせないことで株の老化を防ぎ、長く花を楽しむことができます。

苗の植え時:10月~1月頃
開花時期:11~5月

ノースポール(クリサンセマム)

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開花期が長く、パンジーやビオラと並んで冬から春にかけての花壇に欠かせないノースポール(クリサンセマム)。マーガレットのような黄色い芯のある白い花を咲かせます。一株植えただけでボリュームが出るので、何株かまとめて植えて寂しくなりがちな冬の花壇を華やかに演出するのにも役立ちます。

ノースポールは低温には強いのですが、高温多湿は苦手です。そのため、株が混みあってきたら適宜切り戻しを行い、風通しを良くして蒸れを防ぎましょう。
ノースポールは種から育てるのも簡単です。たくさん育てたいという場合は、種から育ててもいいですね。

店頭に苗が並ぶのは10月頃から。10~12月にかけて植え付けを行いましょう。3月頃暖かくなり始めてから植え付けてもいいでしょう。華やかな春の花壇を楽しめます。

ノースポールは花の時期が長いので肥料切れにならないようにしなければなりません。あらかじめ土に緩効性肥料を混ぜてから植え付け、様子を見ながら2週間に1回程度、液肥を与えるとよいでしょう。

種まきの適期:9月中旬~10月頃
発芽気温:15~20℃
苗の植え時:10~12月
開花時期:12~6月

ガーデンシクラメン

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ガーデンシクラメンとは、一般的なシクラメンよりも花が小さいミニ系のシクラメンで、地植えができる品種です。
冬に室内で育てるシクラメンとは異なり、秋から春にかけて寄せ植えや花壇で楽しむことができます。背が高くならない品種なので、寄せ植えの際は背の高い植物と組み合わせるとよいでしょう。コニファーの足元にもよく似合います。

植える場所は屋外の日当たりの良いところが適しています。病気や害虫の被害も少ないので、初心者でも育てるのは簡単。10月頃に苗が店頭に並ぶので、ぜひ取り入れてみましょう。
ガーデンシクラメンは寒さには強いのですが、霜に当たると弱ります。できれば霜の当たらない軒下などにおくとよいでしょう。-5℃以下になると枯れてしまうので、寒波がくるようなときは保温に努めてください。
通常の手入れはシクラメンと同様です。乾燥には強いですが、その反面、過湿には弱いので、土が乾いてからたっぷりと水をあげるようにしましょう。

苗の植え時:10~12月(気温が下がってから)
開花時期:10~3月

ウインターコスモス

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黄色いコスモスによく似た小さな花を咲かせるウインターコスモス。名前に「コスモス」とついていますが、コスモスの仲間ではありません。キク科の植物でとても丈夫なため、初心者でも簡単に育てられます。

ウインターコスモスは乾燥気味の環境を好むため、屋外の日当たりが良く水はけのよい場所に植えます。日当たりの悪い場所に植えてしまうと花があまり咲きません。真冬は太陽の位置も低くなるため、秋に植えた頃は日当たりが良いと思っていた場所も冬には日陰になることがあります。落葉樹の下など、できるだけ真冬でも日の当たる場所に植えましょう。

ウインターコスモスは寒さに強く、冬の花壇を明るくしてくれる貴重な植物。真冬の霜が降りるような時期には花がなくなりますが、植えたままにしておけば3月頃にまた花をつけるようになります。
移植を嫌うため、いったん植え付けたら植え替えせずに育てましょう。
摘芯をして脇芽を伸ばすとこんもりとした姿になり、花がたくさん咲きます。花を長く楽しむに、花がらをまめに摘むとよいでしょう。

苗の植え時:9~10月
開花時期:7~11月、2~3月

スイートアリッサム

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香りのあるかわいらしい小花が丸く集まって咲くスイートアリッサム。白やピンク、紫、オレンジ、赤紫などさまざまな色の花があり、ビオラ、パンジー、ガーデンシクラメンとの寄せ植えや花壇の縁取りなどにもおすすめの植物です。

日本では夏越しが難しいため一年草として扱いますが、本来は多年草です。開花期は秋から冬にかけて、そして春先から6月初めころまで。真冬の寒い時期は花が咲きません。

スイートアリッサムはやや寒さに弱いため、日当たりが良く霜の降りない場所に植えましょう。鉢に寄せ植えしたものは、霜が降りそうなときは軒下や玄関のポーチなどに入れておけば大丈夫です。
花壇に植える際は、苦土石灰をあらかじめ混ぜて酸度調整をしておきます。
花がらを摘みながら切り戻しをすると、脇芽が伸びて再び花が咲きます。

苗の植え時:9月下旬~11月上旬、2月下旬~3月
開花時期:9月下旬~12月上旬、2月下旬~6月上旬
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