2017年12月5日 更新

寄せ植えの基本~知っておきたい植物や鉢の組み合わせ方(秋冬編)

寄せ植えの植物、どう組み合わせたらおしゃれに見えるのか迷うことはありませんか。初心者さんでも楽しめる、寄せ植えの植物や鉢選び、色合わせの基本などをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

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センスの良い寄せ植えが飾ってある家って素敵ですよね。自分でも作ってみたいと思っても、いざ売り場に行ってみるとどの植物を選んでいいのかよくわからないということがありませんか?
初心者さんでも楽しめる、寄せ植えの植物や鉢選びの基本をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

寄せ植えの植物の選び方

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まずは3種類の植物を選ぶ

初心者さんが寄せ植えを作る際は、まずは3種類の植物を選ぶとよいでしょう。メインの花に背の低いものと背の高いものを組み合わせたり、1種類の花で色を変えたりすると失敗がありません。

秋から冬の寄せ植えで定番の組み合わせは、ガーデンシクラメンとアリッサムとコニファー、ストックとパンジーとアイビー、色とりどりのパンジーの取り合わせなど。
まずは、ビオラやパンジー、アリッサムなどお店で手に入りやすい植物を手に取って、店頭で組み合わせてみるとイメージがわくと思います。

慣れてきたら組み合わせる植物を増やそう

少し慣れてきたら、5種類程度の植物を合わせて、大きめの寄せ植えを作ってみましょう。葉の色や花の大きさ、背の高さなどに変化をつけて植物を選びます。
似たイメージの植物で統一するという方法もあります。選ぶ際は、ナチュラル、エレガント、和風などイメージを作っておくとよいでしょう。

生育条件が似た植物を選ぶ

寄せ植えを作る際は、生育条件が似た植物を選びます。生育条件が違う植物を組み合わせてしまうと、一時的には良いかもしれませんが、育てながら長く楽しむことができないためです。
日当たりの良い場所に置く寄せ植えは日光を好む植物でまとめ、玄関前など日が当たりにくい場所に置く寄せ植えは半日陰でも育つ植物で統一するとよいでしょう。
また、乾燥気味を好む植物と湿り気を好む植物を組み合わせないなど、生育条件を考えて植物を組み合わせることが大切です。

鉢の形に合わせて選ぶ

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寄せ植えを作る際は、最初に置き場所を考えて鉢を選びたいもの。台の上に置くのであれば背の低いものを、地面や床面に直に置く場合は少し高さがあるものを選ぶと安定感があり、見栄えがします。

鉢の形は植える植物にも関係します。口径が大きく背の低い鉢にはこんもりと茂って広がるような植物を、口径に比べて背の高い鉢には高さのある植物や下に垂れ下がる植物、ボリュームのある植物が似合います。

丸い形の鉢は優しい雰囲気に、スクエアの形の鉢はスタイリッシュにしたい時におすすめです。

木製素材やプラスチック製などに多い長方形のコンテナで寄せ植えをする際はちょっとコツが必要です。平坦な印象にならないように、高さのある植物を組み合わせ、一番高い部分を中央よりも左右どちらかに寄せるか、シンメトリーにするとおさまりが良いようです。

和風の植物に、白系や青系、黒色の陶器の鉢などを使ってもいいですね。個性的な鉢は、植物の持つ雰囲気に合わせて選びましょう。

鉢の素材にも、粘土素材の素焼きやテラコッタ、木製、プラスチック、ブリキなどどさまざまなものがあります。同じテラコッタでも、明るいオレンジ色のカジュアルな雰囲気のものから、白っぽいエレガントな雰囲気、アンティーク調などいろいろな鉢があるので、作りたい寄せ植えのイメージに合わせてトータルコーディネートすると素敵です。

高低差をつける

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高さに変化をつけるとメリハリが生まれて印象深い寄せ植えになります。だれでも簡単にできるのは、縦に伸びる植物と横に広がる植物、下に垂れるように成長する植物の組み合わせ。これで、高さと広がり、上下の流れを生み出します。

例えば、ストックとパンジー、アリッサムの組み合わせでは、ストックが高さ、パンジーが横への拡がり、アリッサムが下垂する植物にあたります。

四方見の大型鉢だったら、中心に高さのある植物、周りを広がる植物、その外側に下垂する植物を植えるとゴージャスな寄せ植えになります。

パンジーやビオラ一種類の寄せ植えの中に、チューリップの球根を仕込んでおくというのもいいですね。春になると、パンジーやビオラの間からすっと伸びるチューリップが顔を出し、高さのある寄せ植えになります。

ここで大切なのは、植物が成長したときの大きさを把握しておくこと。最初はちょうどいいと思っても、成長したら大きさが逆転してしまったり、茂りすぎた葉に埋もれて花が見えなくなってしまったりということも。
この植物はどのような姿に成長するのか、わからなければ売り場で聞いてみるとよいでしょう。
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