外構デザインの種類
庭やアプローチをどのように使いたいかによって、外構デザインも変わってきます。
外構デザインのベースは大きく分けると2タイプ。塀などがなく外とつながるオープンタイプと、塀や生垣などで仕切るクローズタイプです。さらに、オープンタイプとクローズドタイプのよいところを合わせたセミクローズドタイプというものも人気があります。
クローズ外構はさらに、仕切りとなる構造物の種類により、生垣とフェンス、塀に分けられます。フェンスと生垣、低い塀とフェンスなど2種類以上組み合わせたタイプも多く、さまざまなバリエーションがあります。それぞれのメリットやデメリット、選び方などを見ていきましょう。
外構デザインのベースは大きく分けると2タイプ。塀などがなく外とつながるオープンタイプと、塀や生垣などで仕切るクローズタイプです。さらに、オープンタイプとクローズドタイプのよいところを合わせたセミクローズドタイプというものも人気があります。
クローズ外構はさらに、仕切りとなる構造物の種類により、生垣とフェンス、塀に分けられます。フェンスと生垣、低い塀とフェンスなど2種類以上組み合わせたタイプも多く、さまざまなバリエーションがあります。それぞれのメリットやデメリット、選び方などを見ていきましょう。
オープン外構のメリットとデメリット
オープン外構とは?
via pixabay.com
オープン外構とは、敷地の境界にフェンスなどの仕切りを作らない、欧米の住宅にみられるような外構デザインです。
例えば、道路に面して車を止めたいのであれば、塀などの構造物は作らずにオープンタイプにすることが多いのではないでしょうか。2台目、3台目の駐車場が必要になったときも、最初からオープンタイプにしておけば工事の手間もあまりかかりません。そのため、今後ライフスタイルが変わって車庫が必要になるかもしれないという場合は、あらかじめオープンスタイルにしておき、リビングの前など視線が気になる部分だけ簡単な目隠しを作っておくとよいでしょう。
オープン外構といっても完全に仕切りをなくすわけではなく、玄関前だけポストや表札のあるデザイン性の高い塀を設置することが多いようです。道路と敷地の境界もはっきりしますし、玄関を開けたときに一部目隠しにもなります。
また、オープンにして広く使いたいけれど目隠しや仕切りも欲しいという場合に、敷地の道路側一部をオープンにして、それ以外はフェンスなどで仕切るセミクローズ外構も人気があります。
例えば、道路に面して車を止めたいのであれば、塀などの構造物は作らずにオープンタイプにすることが多いのではないでしょうか。2台目、3台目の駐車場が必要になったときも、最初からオープンタイプにしておけば工事の手間もあまりかかりません。そのため、今後ライフスタイルが変わって車庫が必要になるかもしれないという場合は、あらかじめオープンスタイルにしておき、リビングの前など視線が気になる部分だけ簡単な目隠しを作っておくとよいでしょう。
オープン外構といっても完全に仕切りをなくすわけではなく、玄関前だけポストや表札のあるデザイン性の高い塀を設置することが多いようです。道路と敷地の境界もはっきりしますし、玄関を開けたときに一部目隠しにもなります。
また、オープンにして広く使いたいけれど目隠しや仕切りも欲しいという場合に、敷地の道路側一部をオープンにして、それ以外はフェンスなどで仕切るセミクローズ外構も人気があります。
オープン外構のメリット
1.明るくて開放感がある
周囲に塀などがないので明るく開放感があります。構造物や生垣による日影ができにくく、庭の日当たりが良いため、比較的自由に植栽することができます。花のあふれるアプローチや花壇など、家と庭を外から見たときに美しく見えるようにデザインしやすく、狭小地や庭の植栽と建物が一体となった景観を作りたい時にも向いています。
2.風通しがよい
塀などがないので風通しがよいのもメリットです。土地が狭く周囲を建物で囲まれているような場所では、一部をオープンにすることで風の通り道を確保することもできます。
3.外構工事費用を抑えられる
家の周囲全てに塀などを作る場合に比べると、外構工事費用を抑えることができます。庭が狭い場合は、庭の植栽を工夫して外構デザインに取り込んでしまうとよいでしょう。
4.場所によっては防犯性が高まる
外から自由に人が侵入できると犯罪が心配だと思われるかもしれませんが、見通しが悪いとかえって犯罪発生率が高くなることも。オープン外構は道路などからよく見えるため死角ができにくいというメリットもあります。
周囲に塀などがないので明るく開放感があります。構造物や生垣による日影ができにくく、庭の日当たりが良いため、比較的自由に植栽することができます。花のあふれるアプローチや花壇など、家と庭を外から見たときに美しく見えるようにデザインしやすく、狭小地や庭の植栽と建物が一体となった景観を作りたい時にも向いています。
2.風通しがよい
塀などがないので風通しがよいのもメリットです。土地が狭く周囲を建物で囲まれているような場所では、一部をオープンにすることで風の通り道を確保することもできます。
3.外構工事費用を抑えられる
家の周囲全てに塀などを作る場合に比べると、外構工事費用を抑えることができます。庭が狭い場合は、庭の植栽を工夫して外構デザインに取り込んでしまうとよいでしょう。
4.場所によっては防犯性が高まる
外から自由に人が侵入できると犯罪が心配だと思われるかもしれませんが、見通しが悪いとかえって犯罪発生率が高くなることも。オープン外構は道路などからよく見えるため死角ができにくいというメリットもあります。
オープン外構のデメリット
1.外部から家の中や庭が丸見えになる
オープン外構のデメリットは、道路や他の家から家の中や庭が丸見えになること。リビングから外を人が歩いているのが見えて、家の中にいてもなんとなく落ち着かないということも。道路に面する開口部は玄関だけにする、部屋の中が見えないタイプの窓を設置するなど、建物の設計の段階でオープン外構ということを考慮していれば問題ありません。
2.敷地内に侵入されやすい
オープン外構は、敷地内に人や車が入りやすいという問題があります。敷地をはっきりさせるために、舗装や植栽などで区切るとよいでしょう。
3.プライバシーを確保しにくい
窓の大きさや位置、洗濯物を干す場所などによってはプライバシーを確保しにくくなります。庭にウッドデッキを作ってくつろぎたいという人にも不向きです。
4.子どもの飛び出しなどが心配
オープン外構だと、子どもが遊びながら道路に飛び出してしまう心配もあります。ペットを飼っている場合もフェンスなどで仕切ったほうがよいでしょう。
オープン外構のデメリットは、道路や他の家から家の中や庭が丸見えになること。リビングから外を人が歩いているのが見えて、家の中にいてもなんとなく落ち着かないということも。道路に面する開口部は玄関だけにする、部屋の中が見えないタイプの窓を設置するなど、建物の設計の段階でオープン外構ということを考慮していれば問題ありません。
2.敷地内に侵入されやすい
オープン外構は、敷地内に人や車が入りやすいという問題があります。敷地をはっきりさせるために、舗装や植栽などで区切るとよいでしょう。
3.プライバシーを確保しにくい
窓の大きさや位置、洗濯物を干す場所などによってはプライバシーを確保しにくくなります。庭にウッドデッキを作ってくつろぎたいという人にも不向きです。
4.子どもの飛び出しなどが心配
オープン外構だと、子どもが遊びながら道路に飛び出してしまう心配もあります。ペットを飼っている場合もフェンスなどで仕切ったほうがよいでしょう。
クローズ外構のメリットとデメリット
クローズ外構とは?
道路や他の家からの視線を遮るような外構をクローズ外構と呼んでいます。
塀やフェンス、生垣などで敷地を囲います。駐車場だけ外から入りやすくオープンにして庭の部分だけ囲ったり、植栽を工夫して目隠し兼仕切りにしてしまう方法など、さまざまなタイプがあります。
塀やフェンス、生垣などで敷地を囲います。駐車場だけ外から入りやすくオープンにして庭の部分だけ囲ったり、植栽を工夫して目隠し兼仕切りにしてしまう方法など、さまざまなタイプがあります。