2018年7月15日 更新

狭いスペースだからこそできる!植物で家を美しく演出するコツ

玄関周りや建物と道路の間のちょっとしたスペース、アプローチ沿いなど、狭いスペースこそおしゃれに見える演出をしやすいもの。そんなスペースに緑を取り入れる際のポイントや、スペースに合わせた植栽のコツなどを押さえておきましょう。

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狭いスペースだからできることって?

Kaoru Sakamoto (11490)

玄関前に植栽コーナーを作っている例。斑入りの葉で明るい印象。一年中楽しめるグリーンでまとめてあります。
via Kaoru Sakamoto
広い庭がないとガーデニングを楽しめないということはありません。ほんの少しのスペースでも、グリーンや花で空間を美しく演出することは可能。植物があるだけで、なんだか空間が生き生きと見えてきます。

狭いスペースの植栽って、ガーデニング初心者さんにもおすすめなのです。例えば、1m×1mの庭があったとして、そこに「自由に植物を植えて庭を作ってください」と言われたら意外と困ってしまうのではないでしょうか。狭いと思っていた場所でも、最初に考えているより多くの植物を植えることができる場合が多いのです。

制約がない広い庭を作るよりも、いろいろな制約がある小さなスペースというのは、かえって統一感のある植栽を作りやすいもの。
ポイントを押さえて、魅力的な緑のスペースを作ってみてくださいね。

ポイント1・どのように演出したいのかイメージする

Kaoru Sakamoto (11472)

ブルーグレーの扉、ウッドデッキ、シルバー系植栽のバランスが絶妙。植物は全て、舗装された上に置かれた鉢植えです。ここを作った方の「好きなモノ」が伝わってきます。
via Kaoru Sakamoto
小さなスペースに植える植物。基本的には好きな植物を植えたらいいと思います。でも、建物を引き立て、センス良く見せて、となると、最初にある程度イメージを作っておいたほうがよいでしょう。
「ナチュラルな雰囲気の家だから植栽も自然な感じで」とか、「現代風の建物に和モダンの植栽でスタイリッシュに」とか。素敵な植栽を見かけたら、それを真似してみるのも良いのでは?

イメージがわかないという場合も、リゾート風や北欧風など、人それぞれ好みのイメージがあると思います。

家をどのように見せたいのか、どんな植物があったら素敵になりそうか。そのあたりからイメージを固めていくとよいのではないでしょうか。

ポイント2・統一感を持たせる

狭いスペースだけに、統一感は大切です。南国風の植物の横でラベンダーがそよそよと…では、あまり統一感がありませんよね。厳密にイメージを統一する必要はありませんが、植物の持つ雰囲気がなんとなく合っている、ということを目安にするとよいのではないでしょうか。

色について

Kaoru Sakamoto (11491)

真っ白い建物に合わせたホワイトガーデン。ほんのわずかなスペースでも、建物を引き立てる植栽が可能。
via Kaoru Sakamoto
上の写真は、花やグリーンの色に統一感を持たせた例。ひときわ目を引く真っ白い建物の周り、道路とのわずかなスペースが植栽コーナーになっています。そこに植えてあるのが、斑入りのグラス類や明るい黄緑色のグリーン、白~黄緑の色が魅力のハイドランジア。さらに、土の上を白い小石で覆い白を強調しています。遠くから見てもぱっと目に入る、素敵な植栽ですね。

このように、狭いスペースに花を植える場合は色合いに統一感があるとおしゃれに見えます。

雰囲気について

植物にはそれぞれ、持っている「雰囲気」というものがあります。「なんとなく和っぽい」とか、「イングリッシュガーデンにありそう」とか、そのような「感じ」が持っている雰囲気です。その雰囲気を合わせてあげると、植栽に統一感が生まれます。

もちろん、建物の雰囲気に合わせて選ぶことが大切。建物にそれほど特徴がないようだったら、植栽次第でさまざまな雰囲気を演出することも可能だということ。
狭いスペースの植栽は、家の雰囲気づくりだと考えてみてはいかがでしょうか。

ポイント3・グリーンでベースを作る

Kaoru Sakamoto (11469)

ヒューケラなどのカラーリーフを効果的に取り入れて華やかに。
via Kaoru Sakamoto
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