2018年7月15日 更新

狭いスペースだからこそできる!植物で家を美しく演出するコツ

玄関周りや建物と道路の間のちょっとしたスペース、アプローチ沿いなど、狭いスペースこそおしゃれに見える演出をしやすいもの。そんなスペースに緑を取り入れる際のポイントや、スペースに合わせた植栽のコツなどを押さえておきましょう。

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いつも花いっぱいのスペースも素敵ですが、管理が大変な場合は、グリーンでベースとなる植栽を作ってしまうとよいでしょう。その中に花をポイントとして置いても良いですし、花がないグリーンだけのスペースというのも素敵です。

グリーンだけで完成する植栽の良いところは、管理が楽という点。花がら摘みなどの手間もかからず、それほど急に成長することもないので、あまり手をかけずにきれいな状態をキープできます。

グリーンだけでも変化のある植栽にするために、カラーリーフなどを上手に取り入れてみましょう。特に、日陰になるスペースでは、斑入りの品種などを選ぶと空間が明るくなります。
忙しくてあまり時間が取れない人に、特におすすめです。

ポイント4・一年中楽しめる工夫をする

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玄関や建物周りなど、外と面した部分は特に、季節によって植物が全部枯れているというのも寂しいもの。できれば一年中楽しめる植物を選びたいですよね。

常緑のグリーンでベースを作ってしまうと楽ですが、変化がなくてつまらないと感じることも。
もっと積極的に楽しみたい場合は季節の花を飾りましょう。グリーンの中に季節の花を置けば、手をあまりかけずに美しいスペースを演出することが可能です。
季節ごとに花期の長い花を植え替えたり、季節の花の鉢植えを置いたり。玄関前の花は、道行く人の目も和ませてくれるはずです。

ポイント5・生育環境に合う植物を選ぶ

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生きている植物を植えるのだから、その環境に合っているかどうかというのはとても大事。日当たりはどうか、水はけはどうか。北向きか、南向きか。そのような条件に合った植物を選びましょう。

好きな植物を組み合わせて植える場合に気をつけたいのは、乾燥した環境が好きな植物と、水が大好きな植物を同じ場所に植えないこと。じめじめした場所には湿気に強い植物を、水はけが良く乾燥しやすい場所にはそのような環境が好きな植物を、それぞれ植えるようにします。

家と道路の間などの狭いスペースには、植物を育てるのに向いていない土が入っていることもあります。もし土の状態があまり良くなければ、良い土に入れ替えることも考えましょう。

ポイント6・壁面も利用する

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植栽できるスペースが小さくても、壁や塀に這わせることのできる植物を植えれば、緑溢れる空間を演出できます。

例えば、上のつるバラで覆われた玄関の写真。つるバラの代わりに草丈の低い植物を植えただけの空間を想像してみましょう。印象もかなり変わるはずです。
参考までに、大型の鉢に背の高いコニファーやこんもり茂る草花を植え、玄関の両脇にシンメトリーに置くとフォーマルな印象になります。

大きな木を植えることはできないけれど緑でいっぱいにしたい、というときに、つる植物はとても便利。植栽が立体的になるので、ぜひ取り入れてみてください。
Kaoru Sakamoto (11493)

壁面も有効活用。木を植えなくても立体的になる例。ヘデラ(つた類)は、直接壁に這わせると根が食い込んではがすのが大変。跡になってしまうので、トレリスやスチールフェンスなどを取り付けた上に這わせるとよいでしょう。
via Kaoru Sakamoto

ポイント7・コンテナや鉢も利用する

Kaoru Sakamoto (11494)

住宅の一画を演出する素敵な植栽コーナー。実は、すべて鉢植え。
via Kaoru Sakamoto
植物を植えることを前提としていない場合、建物周りがすべてタイルや舗装で覆われていることもありますよね。
そのような場合は、大型コンテナや鉢を利用しましょう。水やりさえ気をつければ、地植えとは異なり雑草が生えることもありませんし、鉢さえ取り換えれば簡単に季節の花を楽しむことができます。常に花いっぱいの空間にすることだって可能です。

上の写真は、植栽スペースに地植えしているように見えますが、よく見ると全て鉢に植えた植物。背の高いコニファーや低木のアジサイ、背の低い草花をバランスよく組み合わせているので、素敵な植え込みのように見えています。
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