2017年6月30日 更新

寄せ植えにも花壇にも!夏のガーデニングにおすすめの花10選

気温が上がってきたら、春の草花から夏の草花への植え替えをしましょう。強い日差しにも負けずに育つ、夏の花壇や寄せ植えにおすすめの花をご紹介します。育て方のポイントも参考にしてくださいね。

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ニチニチソウ

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夏の花壇を彩るニチニチソウ(日日草)。マダガスカルやブラジル原産の植物です。途切れることなく次から次へと花を咲かせることから名付けられたといわれています。
花色はピンクや赤系、白、紫など。小輪やフリンジ咲きなど品種もさまざま。つやのある葉を持ち、こんもりと育ちます。
日当たりと水はけのよい場所を好み、乾燥に強く丈夫なので、プランターや寄せ植えにぴったり。ペンタスやアイビーなどと寄せ植えにするのもおすすめです。日当たりが悪いと徒長して花も少なくなってしまいます。多湿にはやや弱いため、梅雨時には雨に当たらない場所に置いたほうが無難です。
ニチニチソウは直根性なので、ポットから出して植え付ける際は根鉢を崩さないように気をつけ、一度植え付けた苗の植え替えは避けましょう。適宜切り戻しを行うことで、こんもりした形に育てることができます。茂りすぎたときにも切り戻しをしてください。

サルビア

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真っ赤な花で夏の花壇を彩るサルビア。正式名はブラジル原産のサルビア・スプレンデンスと言い、丈夫で育てやすいセージの仲間です。本来は宿根草ですが、寒さに弱いことから一年草として扱います。
サルビアは、日当たりが良く水はけのよい土を好みます。乾燥を嫌いますが、逆に水のやりすぎも根腐れを起こすため、表土が乾いてからたっぷりと水をあげましょう。花がらはまめに摘み取り、次の花が咲くようにしてあげます。高温が続くと花数が少なくなるので、株を切り戻して風通し良くします。
サルビアは開花期間が長く、花壇や寄せ植え、プランターなどで長期間楽しめます。一種類だけで植えても、カラーリーフなどと合わせて寄せ植えにしてもよいでしょう。

ブルーサルビア(サルビア・ファリナセア)

青紫色のラベンダーのような花をつけるブルーサルビア。北アメリカ原産のサルビアです。
赤い色のサルビアとは少し性質が違い、暑さや多湿がやや苦手。夏の間は少し花つきが悪くなりますが、それ以外は5~10月頃まで涼し気な色の花をつけてくれるので、寄せ植えや花壇におすすめです。日当たりと風通しがよい場所で育てましょう。

インパチェンス

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明るい日陰でも元気に育つインパチェンスは、アフリカ熱帯地方原産の植物。植える場所をあまり選ばないので、ガーデニング初心者さんでも簡単に育てることができます。花期は初夏から秋頃までと長め。本来は多年草なのですが、寒さに弱いため一年草として扱われています。
一重、八重、華やかなバラ咲きなどさまざまな形、花色があり、こんもりと良く茂りたくさんの花をつけます。
生育に適した場所は、半日程度日が当たる半日陰の風通しがよいところ。庭木の足元を飾る花として、暗くなりがちな日陰を明るく彩ってくれます。
花つきを良くするには、肥料、特に窒素分を少なめに。7月頃に全体を切り戻すと、秋の花つきが良くなります。
インパチェンスは直根性なので、植え替えには向きません。最初に植える場所をよく考えて、植え替えずに育てましょう。
高温乾燥でハダニ、多湿で灰色カビ病に注意が必要です。葉に水をかけるとハダニを防げます。灰色カビ病にかかった場合は、病変のある部分を切り取って処分します。

ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)

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夏の強い日差しの下でも元気に花をつけるポーチュラカは、ハナスベリヒユとも呼ばれます。暑さや乾燥に強くとても丈夫なので、ガーデニング初心者さんにもおすすめです。エディブルフラワーとしても知られ、多肉質の茎と葉はゆでて食べることもできるんです。
花色はオレンジや黄、ピンク、紫など幅広く、午後には花を閉じてしまいますが、品種によっては夕方まで咲いているものも。ポーチュラカは花期が5月頃~10月頃までと長いので夏の間中楽しめ、花壇などにもよく使われます。
日が良く当たる場所で育てると花をたくさんつけます。水はけのよい場所を好み、ロックガーデンのような場所でも育ちます。地面を這うように広がるので、足元を隠す花としてもグランドカバーとしてもおすすめ。ハンギングバスケットにも向いています。生育旺盛で大きく育つので、大きくなりすぎたら好きな位置で切り戻しましょう。

センニチコウ(千日紅)

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