2018年5月2日 更新

春から初夏のガーデンに植えたい!おすすめの花15選

ガーデニング愛好家にとって、一年で最も楽しみなのが春の庭なのではないでしょうか。育てやすい花ばかりだとちょっと物足りない…という方には、手頃な一年草ではなくじっくり育てる花もいいですね。春から初夏のガーデンに植えたい宿根草と一年草の中でも、見た目重視!の特におすすめの花をご紹介します。

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クレマチス

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壁面を飾ってくれるのがつる性の植物。中でも、品種や花の色も豊富なクレマチスは、ナチュラルな草花やバラとも相性ぴったり。キンボウゲ科のつる植物で、葉柄という葉がついている茎のような部分を近くにあるものに絡ませて成長します。トレリスやフェンスなどに絡ませて楽しみたい宿根草です。

クレマチスの自生種は300種ほどあるそうですが、テッセンは中国原産の原種の一つ。日本にもカザグルマやハンショウヅルなどの自生種があります。

花の形は風車型のフロリダ系、ベル型のインテグリフォリア系などさまざまな種類があり、さらにピンク、紫、青、白など花色も豊富。濃い紫色や白色の一重の品種は和風の庭にも違和感なく溶け込みます。さらに、一季咲きと四季咲きがあり、春先に園芸店でよく目にする大輪のフロリダ系は四季咲きです。

クレマチスは直根性のため移植を嫌います。場所をよく考えて植え付けましょう。植え付けたばかりの頃は頼りない雰囲気で花数も少ないですが、何年か経つうちに株も大きくなり壁面いっぱいの花を楽しめるようになります。特にモンタナ系はボリュームが出やすいので、壁面を花で覆いたいときなどにおすすめです。

ハゴロモジャスミン

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やはりつる性のハゴロモジャスミン。モクセイ科の半常緑のつる植物で、4月~5月頃にかけて、強い甘い香りの白い花を咲かせます。つる植物なのですが、フェンスなどに勝手に絡まって育つわけではありません。他の植物などになんとなく絡まってもたれかかるように成長します。壁面をしっかり飾りたい場合は、誘引が必要です。

ハゴロモジャスミンは、0℃以上あれば屋外で越冬可能。氷点下になると枯れてしまうようですが、冬は度々氷点下になる茨城県でも地植えで元気に育っていました。ちょうど上に屋根があったので霜にやられなかったのかもしれません。寒さにはやや弱いのですが、寒さにあたらないと花芽をつけないという性質も。鉢植えの場合は霜が降りないほどほどの寒さ(3℃前後)に1カ月程あてて花芽形成を促しましょう。

ハゴロモジャスミンの魅力は何と言ってもその香り。葉もきれいなので、庭やエントランスのアプローチ沿いなどに植えるのがおすすめです。

シャクヤク(ピオニー)

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低木のようにも見えるシャクヤク(ピオニー)はボタン科の多年草。冬の間は地上部が枯れますが、春になると新芽が出てぐんぐん育ち、大きな華やかな花を咲かせます。バラのような華やかさがあり、手入れも簡単。丈夫なうえ耐寒性も強いので、1株庭に植えておくと毎年花を楽しめます。

花色は、白や濃いピンク~淡いピンクまでさまざま。品種も多く、西洋シャクヤクはルノワールの絵に出てくるようなふんわり幾重にも重なった花びらが美しいものも多くゴージャス。

葉が大きく展開するので、育てるスペースには余裕が必要です。花のない時期も美しい葉がこんもり茂る姿は見ごたえがあります。水はけ、日当たりのよい場所に植えましょう。

ペラルゴニウム

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春から初夏にかけて、鉢植えにすると華やかでおすすなのがペラルゴニウム。ゼラニウムの仲間で、フウロソウ科の多年草です。花も葉もゼラニウムとよく似ていますが、花は一季咲きでゼラニウムより華やかさがあり色合いも豊富。1種類だけでこんもりとボリュームのある姿を楽しめるので、寂しくなりがちな玄関先などに置いてもいいですね。

育て方はゼラニウムとほぼ同じ。日当たりのよい場所を好みます。乾燥気味の環境が適していて、高温多湿や真夏の直射日光がやや苦手。雨の当たらない場所で育てましょう。

オダマキ(アキレギア)

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決して派手で目立つ花ではないけれど、複雑な色合いが魅力のオダマキ。大人っぽい色合いの花が、ガーデンや寄せ植えに深みを与えてくれる脇役です。

オダマキはキンポウゲ科の多年草で、色や咲き方の異なる多くの品種があります。八重のオダマキは華やかさがある一方で、一重のオダマキは茶花にも似合う凛とした雰囲気。うつむき加減に咲く姿は、和風の庭にも洋風の庭にもすんなりと溶け込みます。

日本の気候に合っていて半日陰でもよく育つので、落葉樹の下やシェードガーデンに植えるといいですね。
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