花をたくさんつけるための誘引方法
花を多くつけるためには、水平方向あるいは斜め上方向につるを誘引します。モッコウバラのつるはトゲもなく柔らかいので、誘引も容易です。元気の良い若い枝を伸ばしたい方向に誘引しましょう。
若くて細い枝は下向きに垂れて伸びることもありますが、そのままにしておいても大丈夫です。
若くて細い枝は下向きに垂れて伸びることもありますが、そのままにしておいても大丈夫です。
樹形の作り方
勢いのある株は、花後、いたるところから太いシュートが伸びてきます。根元ではなく途中で切ると、残った枝から再びシュートが伸びてきてしまいます。残しておきたいシュート以外は根元から切り取り、残した枝がある程度伸びたら、伸ばしたい方向に誘引してください。
古い枝は木質化していきます。伸びすぎた場合は切り戻し、新しい枝を育てましょう。
壁面に沿わせるときは、株元からシュートが出てきたら斜め上方向に誘引しましょう。美しい扇形に広がる樹形を楽しめます。
古い枝は木質化していきます。伸びすぎた場合は切り戻し、新しい枝を育てましょう。
壁面に沿わせるときは、株元からシュートが出てきたら斜め上方向に誘引しましょう。美しい扇形に広がる樹形を楽しめます。
壁への誘引方法
つるバラを壁に沿わせるには、あらかじめ壁面にトレリスやワイヤーなどを設置しておかなければなりません。そこに麻ひもで枝をくくりつけていきます。
ワイヤーを張るときは、雨どいの留め具や窓枠などを上手く使いましょう。壁にフックを取り付ける方法もあります。接着剤でつけることができるフックであれば、壁に穴をあけることもないのでおすすめです。
ワイヤーを張るときは、雨どいの留め具や窓枠などを上手く使いましょう。壁にフックを取り付ける方法もあります。接着剤でつけることができるフックであれば、壁に穴をあけることもないのでおすすめです。
フェンスへの誘引方法
メッシュフェンスに誘引する場合は、枝をフェンスの格子に通さないように気をつけましょう。枝が細いうちはフェンスに絡めておいても問題ないような気もしますが、枝がだんだん太くなると木質化していき、フェンスから外すのが大変なことに。木の重みでフェンスも変形してしまいます。誘引するときは、麻ひもなどでくくりつけるようにしましょう。
アーチへの誘引方法
アーチに誘引するときは、シュートを2~3本、斜め上方向へ向かって交差させながら上まで引っ張っていきます。枝を直立させてしまうと、下の方には花が咲かず、シュートが収まるスペースも限られてしまいます。八の字を書くように交差させながら、アーチの上に持っていきましょう。
アーチを覆いつくすようにこんもりと茂ったら、暴れて飛び出すシュートを剪定しながら形を保ちます。
アーチの足元左右から1本ずつ植えてもいいですが、生育旺盛なので、アーチの大きさによっては片側からつるを持っていくことも可能です。
アーチを覆いつくすようにこんもりと茂ったら、暴れて飛び出すシュートを剪定しながら形を保ちます。
アーチの足元左右から1本ずつ植えてもいいですが、生育旺盛なので、アーチの大きさによっては片側からつるを持っていくことも可能です。
トゲもなく病気に強いモッコウバラ。虫も付きにくく育てやすいので、「つるバラで覆われた玄関やアーチに憧れる!」という人は、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか。