1、タイム
暑さにも寒さにも強い常緑タイプのカバープランツ。爽やかな香りがあり、リラックス効果バツグンの植物です。4~6月頃に、白やピンクの小花を咲かせます。日当たり・風通しが良い場所を好む植物です。横に這うようにどんどん増えていくので、ときどきカットしないと大変なくらい広範囲に成長します。
2、ミント
触るとハッカの清々しい香りがします。目で見て楽しむだけでなく、料理やお菓子などにも使えて便利です。暑さにも寒さにも強く、すごい勢いで増える生命力の強いカバープランツです。増えすぎたからと言ってカットしただけでは増える勢いを留めることが難しいので、あまり増やしたくない場合は根っこごと抜き取るようにしましょう。7~9月頃に白やピンクの花を咲かせます。
3、セダム
種類が豊富なカバープランツで、鮮やかなグリーンの他にシルバーがかったグリーンのものもあります。株分けしたものを放置しておいても根が付くほど丈夫なカバープランツです。鉢植えで楽しむガーデナーも多く、寄せ植えなどにも使えるのでとても便利。多肉植物の苗と苗のすき間を埋めるように植えると、ナチュラルテイストのミニ寄せ植えが作れます。
4、クラピア
芝生の代わりにおすすめの、非常に丈夫で美しい常緑タイプのカバープランツです。踏みつけても枯れることがないため、どこに植えてもOK。冬になると枯れたように見えますが、春になればまた美しいグリーンの葉っぱを芽吹かせてくれます。小さめの花壇に植えても問題ありませんが、どんどん成長するので比較的広いお庭に植えるのがおすすめです。
5、ワイヤープランツ
名前の通り、細いワイヤーのような枝にかわいらしいグリーンの葉っぱをたくさん付ける常緑タイプのカバープランツです。放っておいてもどんどん増えていくので、ときどき余分な枝はカットするのがベスト。小さな株に掘り上げて、吊るすタイプの鉢に植えてもステキです。枝をカットして使えば、フラワーアレンジメントの脇役としても活躍できます。
メリハリ花壇に!カラーリーフのグランドカバー5選
常緑タイプのカバープランツだけでは味気ないので、メリハリ花壇を目指すガーデナーにはカラーリーフのカバープランツ5選をピックアップ!どの種類を選んでも、素人っぽさを感じさせない花壇づくりができるのでおすすめです。
1、アジュガ
ややパープルがかったカラーリーフに、青や紫などの花穂を付けるシックなカバープランツです。どちらかと言うと直射日光を避けた半日陰のような場所に植えるのがおすすめ。白など明るめの花と一緒にコラボ植えすると、センスの良い花壇になります。カバープランツとしてだけでなく、大人っぽいシックな寄せ植えのわき役として使うのもおしゃれです。