2017年3月22日 更新

まるでリビング?それとも庭?ベランダガーデニングのすすめ

庭がなくてもガーデニングを楽しみたい…、アウトドアリビングで優雅なひと時を過ごしたい…そんな願いをかなえてくれるのがベランダガーデニングです。賃貸の集合住宅だって、ベランダがあればガーデニングを楽しめます。ベランダガーデニングを楽しむためのポイントとおしゃれに見せるコツ、注意しなければならないことなどを知っておきましょう。

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ボーダーフェンスやラティスなどを立てて、ベランダの手すりや壁面を見せないようにすると部屋らしい雰囲気にすることができます。DIYが得意な人はすのこで手作りすることもできますよ。

ナチュラルで優しい雰囲気にしたければユーズド風のペイントをした白いタイプを選んだり、アジアンリゾート風には濃い目のブラウンで統一してラタン風のチェアを置いてみたり。落ち着いた大人の雰囲気にしたいときには、ダークな色調でまとめるとよいでしょう。

このようなところに凝ると、ベランダがたちまちおしゃれなアウトドアリビングに変わります。
ところどころに棚や台を置いてグッズを飾ったり多肉植物の小さな鉢を並べたり。センスの良い雑貨屋さんやカフェの演出を真似してみるのもよいですね。

ベランダに家具を出しっぱなしにする場合は、雨風や日差しの影響を考えるとガーデン用の家具がおすすめです。ラタン風の家具やアウトドア用の塗装をしてある家具、軽くて動かしやすいものなどを選ぶとよいでしょう。クッション類は使う時に部屋から持って出た方が無難です。

庭がなくても楽しめる!ベランダガーデン

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鉢は軽いものを選ぼう

アウトドアリビングではなく、ベランダを庭として使いたい!という方も多いでしょう。
鉢を少しだけ置くという場合は一般的な植物用の培養土で構いませんが、たくさん鉢を並べたい場合や大きな鉢を置きたいという場合は、土を入れたときのことを考えると軽量タイプがおすすめです。

使用する鉢は大きめのテラコッタなども素敵ですが、鉢の移動や植え替えなどを考えるとちょっと大変。鉢の材質は木製やプラスチック製など、できるだけ軽量なものを選ぶとその後の管理が楽です。

軽量の鉢に植えておしゃれな鉢カバーで覆ってしまうというのもひとつの手。見た目を重視したい場合は少し工夫してみるとよいでしょう。

鉢には統一感を持たせて

鉢を置くときは材質や色など、どれかひとつ、統一感を持たせるのがセンス良く見せるポイントです。
例えば、色を白で統一してみたり、ブリキ素材の鉢カバーで統一したり。見た目もすっきりしてまとまりがでます。色を統一してあれば、プラスチック素材でもおしゃれに見えるので、ぜひやってみてくださいね。

高低差をつける

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ベランダに鉢を並べるときは、ベランダの低い位置に一列に並べてしまうと、ただ育てているだけになりがちです。見ていても楽しめるベランダガーデンにするには、高低差をつけてみましょう。高さに変化があると部屋の中から見渡したときにも素敵です。植物にとってもまんべんなく日が当たり、元気に成長できるので一石二鳥。

同じような大きさの鉢でも高低差をつけることで高さを演出することができ、わざわざ背の高い植物を置く必要もありません。おしゃれなフラワースタンドなどを選べば、あっという間に立体的なベランダガーデンが出来上がります。

隠せるものは隠すとおしゃれに見える

ベランダガーデニングを楽しむときに、隠したいものの筆頭がエアコンの室外機ではないでしょうか。室外機が見えているだけで、せっかくおしゃれに作ったベランダガーデンの雰囲気が変わってしまいますよね。

そんなときは、室外機用のカバーを使ってみましょう。室外機に直射日光が当たってエアコン効率が下がるのも防ぐことができ、排気も妨げずにベランダの見た目もおしゃれになります。上部に小物を置けるタイプを選べば、ガーデングッズを飾ったり小さな鉢を並べてベランダの雰囲気アップにも。
排気が当たる室外機のすぐ前には植物を置かないようにしてください。

ベランダガーデンに向いている花

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ベランダで育てやすい花は、冬~春だとパンジーやビオラ、ノースポールなど、春はロベリアやネモフィラ、スイートアリッサムなども。春~夏だとペチュニアやブルーサルビア、フレンチマリーゴールド、ベゴニアなどです。

ベランダでいつも花を見ていたいという場合は、花の時期が長い一年草を選びましょう。花の時期が終わったら植え替えることで、常に花のあふれるベランダガーデンを維持できます。

花の時期が短い宿根草を選ぶと、葉だけの時期や地上に何もない時期も長くなるため、スペースに限りがあり室内からもよく見えるベランダにはあまり向いていません。宿根草を選ぶ場合は、クリスマスローズなど一年を通じて葉があるタイプがよいでしょう。

ラベンダーなどの花も楽しむハーブ類は、葉だけになっても香りを楽しむことができるのでおすすめです。
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