2017年8月5日 更新

ハーブの夏前の手入れと収穫、保存方法は?

庭で育てたハーブ。夏前にお手入れと収穫を兼ねて切り戻しをしましょう。ハーブごとの収穫の方法や長く楽しむための保存方法、利用方法もご紹介します。

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庭でハーブを育てているという方は多いもの。せっかくだから、ハーブの香りが一番よい時期に、剪定も兼ねて収穫してみませんか。まとめて収穫して保存するのはちょっと面倒だと感じるかもしれませんが、保存方法や利用方法を知れば意外と簡単にできるんです。1年中手軽にハーブを楽しんでみましょう。

ハーブの収穫はいつ頃がいい?

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ハーブの香りが最も強いのは、花が咲く直前。ハーブを保存する場合は、香り成分が多くなる花が咲く前の時期にまとめて収穫するのがおすすめです。ローズマリーなど常緑のハーブも同様に、最も香りがよくなるのは花が咲く直前です。
多くのハーブは6~7月頃にかけて花が咲きます。できるだけ天気の良い日、できれば数日晴天が続いた後の乾燥した日を選んで収穫しましょう。

花が咲く前に収穫する理由は、香りがよいからというだけでなく、花芽がつくと植物のエネルギーが種子を残すことに使われてしまうから。それまで柔らかかった葉も花がつくと固くなるため、できるだけ長い期間葉を収穫したい場合は花芽を摘んでしまいます。

ハーブによってはまとめて収穫するよりも、使う時にその都度収穫したほうがよいものもありますよね。1日のうちでハーブの葉を収穫するのに適した時間帯は晴れた日の午前中早めの時間。花を収穫するときは十分に開花した頃、晴れた日の午前中(できれば早朝)がおすすめです。

植物は風通しの良い環境のほうが元気に育つため、日本の高温多湿の夏を乗り切るには、蒸れ防止のために茂りすぎた株は刈り込んでしまったほうがいいのです。収穫を兼ねて切り戻しを行い、いつでも使えるように保存しておくとよいですね。

ハーブの収穫方法

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ハーブを収穫するときは、よく切れる園芸用やクラフト用のハサミを使用しましょう。手でちぎると植物の組織がつぶれたり傷ついたりしてしまいます。

葉を収穫するハーブ

【使うたびに必要な量を収穫する場合】

・摘心を兼ねて収穫

普段、料理などに利用するハーブは、摘心を兼ねて収穫すると、収穫後に脇芽が伸びて収穫量が増えるというメリットが。摘心をしないとひょろひょろと背が高くなり、葉の数も増えません。摘心を繰り返すことで大きな株に育ちます。
小さな苗は頂点の芽をカットしたら、あとは少し育つまで収穫は我慢。少し大きくなって葉の枚数が増えてきたら、脇芽の摘心を繰り返しながら使いましょう。
摘心をしながら収穫するハーブは、バジル、レモンバーム、ミント、シソ、ローズマリーなど。気候の良い時期は摘心を行ってもすぐに大きく育ちます。バジルやシソは花が咲くと葉が固くなってしまうので、花芽も摘心と同じように摘み取りましょう。

・地際から収穫

地際から使う分だけ収穫するのが、レモングラス、フェンネル、チャイブなど、地際から葉が分かれて生えているタイプのハーブです。レモングラスは葉の先はハーブティーに、茎の下の部分は料理に使うとよいでしょう。

・株(枝)の下のほうから収穫

枝の下のほうから収穫するハーブは、タイム、ロケット(ルッコラ)、マジョラムなど。収穫する際に、一年草のロケットなどは地上部を8cm程度残し、多年草のハーブの場合は株の1/3程度まで残します。
【乾燥して利用するためにまとめて収穫する場合】

葉を利用するローリエ(月桂樹)などは、傷のないきれいな葉をまとめて収穫します。込み入っている箇所の剪定を兼ねて収穫するといいですね。オレガノなどは、花が咲く前に株の1/3程度を残して収穫しましょう。高温多湿の時期に蒸れて枯れあがるのを防げます。

収穫は、晴天が続いた後のお天気のいい日に行います。午前中に収穫し、ドライにする場合は風通しの良い日陰で乾燥させましょう。湿気が多いと上手く乾燥できず、カビの原因にもなります。

花を収穫するハーブ

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・花の下からカット

カモミールやナスタチュームなど花そのものをハーブティーやエディブルフラワーとして利用するハーブは、花首からよく切れるハサミでカットして利用します。摘み取った花はかごや器などにそっと入れ、傷まないようにしましょう。

・茎ごとカット

ラベンダーなど茎から利用したいハーブは、必要な長さでカットします。ドライにする場合は下に向けて下げておくと、しおれて茎が曲がるのを防げます。

収穫したハーブの保存方法

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