ライブガーデン「家族でくつろぐグランピングガーデン」
会期の初日から3日間かけて徐々に庭が出来上がる様子をライブで見ることができるライブガーデン。製作者のトークで庭づくりのポイントなどを学ぶこともできます。
初日のライブガーデンは、高い木や主要なモノのレイアウトは出来上がっていますが、まだ草花が植えこまれていない状態。ガーデンの周りには出番を待つ草花や植木がスタンバイしていました。
初日のライブガーデンは、高い木や主要なモノのレイアウトは出来上がっていますが、まだ草花が植えこまれていない状態。ガーデンの周りには出番を待つ草花や植木がスタンバイしていました。
有福創さんのライブガーデン「家族でくつろぐグランピングガーデン」は、アウトドアを身近で感じることができるライフスタイルの提案。
庭の中にファブリックをどう取り込むか、また火を囲む心地よさを庭に取り込みたいという点にチャレンジしてデザインされたそう。庭に大小のテントを点在させてファイヤーピットも設置し、家族で気軽に楽しむグランピングガーデンの在り方を見せてくれました。
庭の中にファブリックをどう取り込むか、また火を囲む心地よさを庭に取り込みたいという点にチャレンジしてデザインされたそう。庭に大小のテントを点在させてファイヤーピットも設置し、家族で気軽に楽しむグランピングガーデンの在り方を見せてくれました。
使える庭として広々とした芝生の面を残し、木の足元や庭の周囲を植栽。ヒューケラやラムズイヤー、シダ、アゲラタムなど、さまざまな色・フォルムの葉物を中心に植えこんで変化をつけています。シルバー系、明るいグリーン系、赤紫系、斑入りなど多種多様なカラーリーフが使われているので、花がなくても見ごたえ十分です。
カラーリーフは花のない時期の庭を華やかにしてくれるので、実際の庭に取り入れてみるとよいでしょう。
カラーリーフは花のない時期の庭を華やかにしてくれるので、実際の庭に取り入れてみるとよいでしょう。
庭を作るうえで大切なことは?
ライブガーデンは製作者の話を伺うことができるのも魅力です。
有福さんによると、庭をつくる上で大切なことは5つ。
①自分を知ること
②最低限必要な機能を考えること
③庭の環境を知ること
④作りたい庭に自分でタイトルをつけてみること
⑤特に優先させたいものがないときはストーリーを考えること
まず考えたいのが、自分を知るということだそう。これは、住む人のライフスタイルや価値観から使用目的を考えるということ。花を育てるのか、お茶を飲みたいのか、あるいはゴルフの素振りをしたいのかなど、具体的に考えてみましょう。
次に、最低限必要な機能をピックアップします。例えば子供の自転車置き場や洗い場など、欲しい機能を書き出してみましょう。
有福さんによると、庭をつくる上で大切なことは5つ。
①自分を知ること
②最低限必要な機能を考えること
③庭の環境を知ること
④作りたい庭に自分でタイトルをつけてみること
⑤特に優先させたいものがないときはストーリーを考えること
まず考えたいのが、自分を知るということだそう。これは、住む人のライフスタイルや価値観から使用目的を考えるということ。花を育てるのか、お茶を飲みたいのか、あるいはゴルフの素振りをしたいのかなど、具体的に考えてみましょう。
次に、最低限必要な機能をピックアップします。例えば子供の自転車置き場や洗い場など、欲しい機能を書き出してみましょう。
庭がどのような環境なのか知ることも大切です。環境によって適するものが違ってくるからです。庭や家の中が隣家や道から見えないように隠すのかなどといった周囲との関係や、軒先や塀の際など庭の中での環境の違いによる植物の向き不向きなどを考えましょう。
環境はある程度作り出すことも可能です。ホスタなど明るい日陰のほうが生育に向いている植物を植えたければ、庭に落葉樹を植えて日陰を作ったり、木の下に草花を植える時は下枝を取ったりします。
作りたい庭に自分でタイトルをつけてみるというのは、作りたい庭を考えるうえで大切なこと。必要な機能などをピックアップしたあと、では、どのような庭にしたいのか、ということを考えるうえで欠かせません。
優先したいものがない、漠然としたイメージしかないという場合は、あこがれのライフスタイルやそこでやりたいことをストーリーにしてみましょう。どのような庭にしたいのか、知ることができます。
ホームセンターのエクステリア売り場でとりあえず気に入ったモノばかりを買ってきてしまうと、ライフスタイルを重視した庭ではなく、モノが並んだ庭になりがちだということです。
環境はある程度作り出すことも可能です。ホスタなど明るい日陰のほうが生育に向いている植物を植えたければ、庭に落葉樹を植えて日陰を作ったり、木の下に草花を植える時は下枝を取ったりします。
作りたい庭に自分でタイトルをつけてみるというのは、作りたい庭を考えるうえで大切なこと。必要な機能などをピックアップしたあと、では、どのような庭にしたいのか、ということを考えるうえで欠かせません。
優先したいものがない、漠然としたイメージしかないという場合は、あこがれのライフスタイルやそこでやりたいことをストーリーにしてみましょう。どのような庭にしたいのか、知ることができます。
ホームセンターのエクステリア売り場でとりあえず気に入ったモノばかりを買ってきてしまうと、ライフスタイルを重視した庭ではなく、モノが並んだ庭になりがちだということです。
ライブガーデン「天文学者と詩人の庭 星降る’トゥインクルパーティ’ガーデン」
もうひとつのライブガーデンが、浜本規子さんによる「天文学者と詩人の庭 星降る’トゥインクルパーティ’ガーデン」。”自然をこよなく愛し、宇宙と大地に寄り添って暮らす一組のパートナーのストーリー”がテーマだとか。週末のガーデンパーティーの準備をしているという設定。庭づくりでいかにストーリーが大切かということを学ぶことができますね。