剪定が済んだらいよいよ誘引を行いますが、つるバラはなぜ誘引する必要があるんでしょうか?
通常バラは枝の上の方に花枝を付ける性質がありますが、つるバラは、枝をとても長く伸ばします。自然のままに任せていると、一番見やすい高さには枝と葉だらけ。花は枝の先端のとんでもない高さに付けることになります。こうなってしまうとせっかく花が咲いても何だか残念。どうせなら、人の目線の高さでたくさんの花を見たいですよね。
実は枝の下の方にも花を咲かせる方法が有るんです。それが誘引です。バラの枝は、横方向あるいは斜め方向になると葉の付け根から脇芽を出すという性質を利用するのです。数多くの脇芽の先にはそれぞれに花枝が付きます。こうやって下の方にある枝にも花がたくさん咲くようになるんです。
通常バラは枝の上の方に花枝を付ける性質がありますが、つるバラは、枝をとても長く伸ばします。自然のままに任せていると、一番見やすい高さには枝と葉だらけ。花は枝の先端のとんでもない高さに付けることになります。こうなってしまうとせっかく花が咲いても何だか残念。どうせなら、人の目線の高さでたくさんの花を見たいですよね。
実は枝の下の方にも花を咲かせる方法が有るんです。それが誘引です。バラの枝は、横方向あるいは斜め方向になると葉の付け根から脇芽を出すという性質を利用するのです。数多くの脇芽の先にはそれぞれに花枝が付きます。こうやって下の方にある枝にも花がたくさん咲くようになるんです。
誘引の手順
それでは誘引の手順について説明していきます。共通する部分は、まずは太くて勢いのある枝から誘引し、その隙間を細い枝や短めの枝で埋めていくということです。
フェンスや壁面に誘引する場合 ・・・ 枝を水平方向に誘引します。枝同士、一定間隔を開けて留めていきます。この時、太くて勢いのある枝が一番目を引く高さになるようにすると春、開花した時見事です。
アーチや縦長のトレリスに誘引する場合 ・・・ 枝をS字に誘引します。まずは太い枝をS字にクロスさせながら留めて残りの枝を空いているところに枝が斜めになるように誘引します。
オベリスクに誘引する場合 ・・・ 螺旋状に巻きつけるように誘引します。巻き方は太い枝から右回り・左回りを交互にやるとキレイに仕上がります。残りの枝は空いているスペースにバランスを見ながら巻きつけます。
フェンスや壁面に誘引する場合 ・・・ 枝を水平方向に誘引します。枝同士、一定間隔を開けて留めていきます。この時、太くて勢いのある枝が一番目を引く高さになるようにすると春、開花した時見事です。
アーチや縦長のトレリスに誘引する場合 ・・・ 枝をS字に誘引します。まずは太い枝をS字にクロスさせながら留めて残りの枝を空いているところに枝が斜めになるように誘引します。
オベリスクに誘引する場合 ・・・ 螺旋状に巻きつけるように誘引します。巻き方は太い枝から右回り・左回りを交互にやるとキレイに仕上がります。残りの枝は空いているスペースにバランスを見ながら巻きつけます。
1月~2月は植え替えの適期
バラはこの時期に必要に応じて植え替えをします。一般的に植物の植え替えは成長期の初期に行うんですが、バラの場合は寒い冬の休眠期に行います。
まずお手持ちのバラが植え替えが必要かを見極めましょう。次の場合は植え替えが必要です。
・枝の状態
黄色っぽい枝が多い。(品種にもよりますが健康な枝は赤い色をしています)
・土の状態
株元の土に棒をさしてみて、さしにくい場合。(根詰まりの可能性)
水はけが悪い。(根詰まり、根腐れ、成長不良など)
・鉢底の状態
鉢底から根が出てきている。
健康に育っている場合でも定期的に土を入れ替えて順調に根から養分を吸い上げられるようにしてあげましょう。だいたい小さめの鉢ですと1年~2年に一度、大きめの場合は2年~3年に1度は植え替えしましょう。
まずお手持ちのバラが植え替えが必要かを見極めましょう。次の場合は植え替えが必要です。
・枝の状態
黄色っぽい枝が多い。(品種にもよりますが健康な枝は赤い色をしています)
・土の状態
株元の土に棒をさしてみて、さしにくい場合。(根詰まりの可能性)
水はけが悪い。(根詰まり、根腐れ、成長不良など)
・鉢底の状態
鉢底から根が出てきている。
健康に育っている場合でも定期的に土を入れ替えて順調に根から養分を吸い上げられるようにしてあげましょう。だいたい小さめの鉢ですと1年~2年に一度、大きめの場合は2年~3年に1度は植え替えしましょう。
鉢植えのバラの植え替え方
用土、植え付け方についてはこちらを参照してください。
バラの庭を目指して!初めてのバラ栽培 第2回 苗の植え付けかた - ガーデニングニュース.net
どんなバラを育てるかが決まったら、次は苗の植え付けです。バラがよく育つにはどういう植え付け方をしたらいいのか、鉢植えと地植えにわけて詳しく説明します。
ただし新しく苗を植え付ける際と異なる点もあります。以下が変更点です。
・古い鉢から株を取り出したらついてきた土は半分ぐらい手でもみほぐします。その際、土と一緒に細い根もちぎれてしまいますが大丈夫です。
・長く伸びすぎた根や傷んでしまった根はハサミなどでカットします。
・古い鉢から株を取り出したらついてきた土は半分ぐらい手でもみほぐします。その際、土と一緒に細い根もちぎれてしまいますが大丈夫です。
・長く伸びすぎた根や傷んでしまった根はハサミなどでカットします。
地植えの場合の植え替え方
地植えの場合は2年~3年に一度、周辺の土を入れ替えてやります。
土を入れ替えるのは株元から30cm離れたところ。深さ30cmの穴を株の周辺3箇所ほど掘り、堆肥を入れて土と混ぜ合わせます。堆肥を入れることにより栄養分が豊富になり成長具合も良くなります。
作業後は土をぎゅうぎゅう押さえないようにしてください。
土を入れ替えるのは株元から30cm離れたところ。深さ30cmの穴を株の周辺3箇所ほど掘り、堆肥を入れて土と混ぜ合わせます。堆肥を入れることにより栄養分が豊富になり成長具合も良くなります。
作業後は土をぎゅうぎゅう押さえないようにしてください。
1月~2月 春の一斉芽吹きに備えて剪定
つるバラの仕立てのところでも書きましたが、バラは放っておくとどんどん丈が伸びていってとんでもない高さのところに花が咲くようになってしまいます。また花が咲かない古い枝や細い枝をそのまましておくと全体的に栄養がじゅうぶんに行き渡らなくなって勢いが無くなってしまいます。そうなるのを避けるために、株が健康な状態を保てるために行うのが剪定です。
剪定を行う適期は、春の花の時期から逆算して、1月中旬から新芽が動き出す直前の2月のはじめあたりまでです。
剪定を行う適期は、春の花の時期から逆算して、1月中旬から新芽が動き出す直前の2月のはじめあたりまでです。