水はけ良く肥沃な土を好むので、植え付け場所にあらかじめ堆肥を多めにすき込んでおきます。
鉢植えの場合は、水はけのよい土を用意しましょう。赤玉土と腐葉土または堆肥を2:1程度で混ぜた土を用意し、大きめの植木鉢(8号程度)に植え付けます。
鉢植えの場合は、水はけのよい土を用意しましょう。赤玉土と腐葉土または堆肥を2:1程度で混ぜた土を用意し、大きめの植木鉢(8号程度)に植え付けます。
植え付け方法
梅だけでなく、他の木にも共通の植え付け方法です。
まず、根鉢よりも大きめに植え穴を掘り、堆肥をすき込んでおきます。次に、土を少し埋め戻し、穴の中央を少し高めにしておきます。
そこに、向きをよく考えて苗木を置き、位置を決めたら土を戻し入れます。接ぎ木部分が土の上に出るように気をつけましょう。
土を埋め戻したら、土がダブダブになるまで水を入れ、棒でつついて隙間がないようにしましょう。しっかり根付くまでは支柱を立て、木が動かないように固定します。
埋め戻した穴の周りに土で土手を作り、水をたっぷりと与えます。
まず、根鉢よりも大きめに植え穴を掘り、堆肥をすき込んでおきます。次に、土を少し埋め戻し、穴の中央を少し高めにしておきます。
そこに、向きをよく考えて苗木を置き、位置を決めたら土を戻し入れます。接ぎ木部分が土の上に出るように気をつけましょう。
土を埋め戻したら、土がダブダブになるまで水を入れ、棒でつついて隙間がないようにしましょう。しっかり根付くまでは支柱を立て、木が動かないように固定します。
埋め戻した穴の周りに土で土手を作り、水をたっぷりと与えます。
肥料
庭植えの場合は、落葉期の12月~1月頃に寒肥として有機質肥料を与えます。
鉢植えの場合は、花後に緩効性化成肥料を与えます。
鉢植えの場合は、花後に緩効性化成肥料を与えます。
開花
梅の開花は、2月~3月頃。梅の実はこの花の後にできるので、花がたくさん咲くように考えて剪定などのお手入れを行いましょう。
剪定
梅の木の剪定はとても大切。剪定をしないと徒長枝が伸び放題になって樹形が崩れ、剪定時期が遅れたり剪定方法を誤ったりすると翌年の花が少なくなってしまいます。
■冬の剪定
ひこばえや徒長枝、枯れた枝などを取り除きます。樹形を乱す枝や木の内側に向かって伸びる枝も剪定しましょう。この時期には花芽を確認できるので、花芽がついているけれど不要な枝は花が終わってから剪定してもいいですね。
■花後の剪定
梅の花芽分化は6月~夏頃にかけて。この後に強く剪定してしまうと翌年の花が少なくなってしまいます。
徒長枝には花芽がつきにくいので、不要な場合は根元から切りましょう。枝ぶりを考えて残す場合は、外芽の上で切ると次に外側に向かった枝が伸びて花がつきやすくなります。
■冬の剪定
ひこばえや徒長枝、枯れた枝などを取り除きます。樹形を乱す枝や木の内側に向かって伸びる枝も剪定しましょう。この時期には花芽を確認できるので、花芽がついているけれど不要な枝は花が終わってから剪定してもいいですね。
■花後の剪定
梅の花芽分化は6月~夏頃にかけて。この後に強く剪定してしまうと翌年の花が少なくなってしまいます。
徒長枝には花芽がつきにくいので、不要な場合は根元から切りましょう。枝ぶりを考えて残す場合は、外芽の上で切ると次に外側に向かった枝が伸びて花がつきやすくなります。
梅の収穫時期
梅の収穫時期は6月頃。梅雨の時期と重なります。梅雨の晴れ間に収穫しましょう。
梅酒や梅シロップに使う梅は、まだ青いうちに収穫します。梅干用には、もう少し熟してからがおすすめ。時期をずらして収穫するといいですね。収穫量が多すぎる場合はそのまま冷凍庫で保存もできます。きれいに洗ってから冷凍し、梅シロップを作るときなどに使用しましょう。
梅酒や梅シロップに使う梅は、まだ青いうちに収穫します。梅干用には、もう少し熟してからがおすすめ。時期をずらして収穫するといいですね。収穫量が多すぎる場合はそのまま冷凍庫で保存もできます。きれいに洗ってから冷凍し、梅シロップを作るときなどに使用しましょう。
梅の実には毒がある?
「青い梅の実には毒があるから食べちゃダメ」と聞いたことがある人は多いのでは?
確かに、生の青梅は苦みや酸味が強くて食べるのは難しそうですが、毒があるのだったら、梅酒や梅シロップなどに使っても大丈夫なのか気になりますよね。
梅の果肉や種には、「青酸配糖体(アミダグリン)」という成分が含まれています。これは、青酸と糖が結合したもの。同じ「青酸」とついていても、摂取すると死に至る「青酸カリ」とは別物です。
ただ、この「青酸配糖体」も摂取すると呼吸困難や下痢などを引き起こし、体にとっては有害。含まれる量は若い梅の実ほど多く、特に種の部分には実の10倍ほど含まれているのだとか。
これは、梅が種を守るために身につけた生き残りの技。まだ柔らかい若い実が食べられてしまうのを防ぐために、食べると毒になる成分を持っているのだと考えられます。
実際に健康被害を引き起こすのは、梅をたくさん食べたとき。一度にそんなにたくさん食べることはないと思いますが、若い青梅を口にするのは避けたほうがいいですね。
青酸配糖体は、実が大きく育つにつれて少なくなっていきます。また、梅酒や梅シロップ、梅干などにすると分解されて、安心して食べられるようになります。
確かに、生の青梅は苦みや酸味が強くて食べるのは難しそうですが、毒があるのだったら、梅酒や梅シロップなどに使っても大丈夫なのか気になりますよね。
梅の果肉や種には、「青酸配糖体(アミダグリン)」という成分が含まれています。これは、青酸と糖が結合したもの。同じ「青酸」とついていても、摂取すると死に至る「青酸カリ」とは別物です。
ただ、この「青酸配糖体」も摂取すると呼吸困難や下痢などを引き起こし、体にとっては有害。含まれる量は若い梅の実ほど多く、特に種の部分には実の10倍ほど含まれているのだとか。
これは、梅が種を守るために身につけた生き残りの技。まだ柔らかい若い実が食べられてしまうのを防ぐために、食べると毒になる成分を持っているのだと考えられます。
実際に健康被害を引き起こすのは、梅をたくさん食べたとき。一度にそんなにたくさん食べることはないと思いますが、若い青梅を口にするのは避けたほうがいいですね。
青酸配糖体は、実が大きく育つにつれて少なくなっていきます。また、梅酒や梅シロップ、梅干などにすると分解されて、安心して食べられるようになります。