端正な自然樹形を楽しみたい落葉広葉樹の高木。ハート形をした葉、黄緑色の新緑や秋の黄葉が美しい木です。成長は比較的早く、樹高10~30mになることも。広いスペースが確保できる家向き。
キンモクセイ
via www.photo-ac.com
常緑広葉樹のキンモクセイ。香りのよい花が咲く木を植えたければおすすめです。やや暗めの緑の葉が密集するので、目隠しとして利用できます。和風建築にも似合います。
シンボルツリーに向かない木
どの木も剪定さえすればシンボルツリーとして植えられるのでしょうか?
どれだけ手間をかけられるのか、どれくらいのスペースかによって植えられる木は変わってきますが、一般住宅で考えると、剪定で美しい樹形にするのが難しい木や大きく育ちすぎる木はシンボルツリーに向きません。毛虫などがつきやすい木も避けたほうが無難です。
どれだけ手間をかけられるのか、どれくらいのスペースかによって植えられる木は変わってきますが、一般住宅で考えると、剪定で美しい樹形にするのが難しい木や大きく育ちすぎる木はシンボルツリーに向きません。毛虫などがつきやすい木も避けたほうが無難です。
ケヤキ
via www.photo-ac.com
大きく枝を広げる扇形の樹形が美しいケヤキ。街路樹や公園ではよく見かけますが、シンボルツリーとして植えようという人は少ないかもしれませんね。ケヤキはよほど庭が広くない限りやめたほうが無難です。
私の実家でも30年ほど前に庭に植えた高さ20cmほどの盆栽のケヤキが、今や4階の屋上が木陰になるほどの大木になっています。
転勤の間持っていくのも大変だし、枯らすのも忍びない。ということでとりあえず庭におろしたのですが・・・。気付くと大木になっていました。庭のあちこちから実生のケヤキが生えてくるわ、毎年毛虫がつくわ、消毒しようにも高すぎて個人では限界があるわで大変です。剪定はクレーンを使ってやってもらっています。
直径50cmほどにもなった幹は、一人では抱えきれないほど。狭い庭でこれを切り倒すのは至難の業。皆さんは、こんなことにならないように注意してくださいね。
私の実家でも30年ほど前に庭に植えた高さ20cmほどの盆栽のケヤキが、今や4階の屋上が木陰になるほどの大木になっています。
転勤の間持っていくのも大変だし、枯らすのも忍びない。ということでとりあえず庭におろしたのですが・・・。気付くと大木になっていました。庭のあちこちから実生のケヤキが生えてくるわ、毎年毛虫がつくわ、消毒しようにも高すぎて個人では限界があるわで大変です。剪定はクレーンを使ってやってもらっています。
直径50cmほどにもなった幹は、一人では抱えきれないほど。狭い庭でこれを切り倒すのは至難の業。皆さんは、こんなことにならないように注意してくださいね。
竹
地下茎をどんどん伸ばして増える竹は、土中に根が伸びるのを遮断する板などを設置しないと、庭全体が竹やぶになってしまいます。もし隣の家に伸びていってしまうと大変!タケノコが生えてきて舗装を持ち上げてしまうなんてことがあったら笑えません。
竹の根の深さは30~40cmほど。おすすめはしませんが、もしどうしてもシンボルツリーとして植えるなら、根が伸びないように桝の中に植えたり、防根シートを使ったり、あるいは鉢植えにするなどの工夫が必要です。
竹の根の深さは30~40cmほど。おすすめはしませんが、もしどうしてもシンボルツリーとして植えるなら、根が伸びないように桝の中に植えたり、防根シートを使ったり、あるいは鉢植えにするなどの工夫が必要です。
ミモザアカシア
黄色い花がかわいらしいミモザアカシア。玄関前に植えたら映えそうですよね。
でも、花のかわいらしさからは想像できないほど成長が早く、枝が暴れながら大きく広がってしまうので、植えるスペースが狭い場合やこまめに剪定できない場合はやめておいたほうがよいかもしれません。植えたい場合は鉢植えで楽しみましょう。
でも、花のかわいらしさからは想像できないほど成長が早く、枝が暴れながら大きく広がってしまうので、植えるスペースが狭い場合やこまめに剪定できない場合はやめておいたほうがよいかもしれません。植えたい場合は鉢植えで楽しみましょう。