アオキは耐寒性・耐陰性が強い、アオキ科の常緑の低木。冬につける赤い実も魅力ですが、雌雄異株なので、実を楽しみたいときは雌株と雄株を植えましょう。斑入りの品種を選ぶとシェードガーデンが明るい印象になります。
シダ類
常緑樹の下など日当たりの悪いジメジメした場所でも元気に育ち、美しい緑色の葉で地面を覆ってくれるのがシダ類。山に自生している姿を見かけたことがあると思います。
冬の間は地上部が枯れますが、和の庭にも洋の庭にも不思議と合います。シダ植物ならではのフォルムの面白さを楽しんでみましょう。
冬の間は地上部が枯れますが、和の庭にも洋の庭にも不思議と合います。シダ植物ならではのフォルムの面白さを楽しんでみましょう。
シェードガーデンにおすすめ・花も楽しむ植物
アジサイ
via www.photo-ac.com
半日陰で美しい花を咲かせるアジサイは、アジサイ科(又はユキノシタ科)の落葉低木。日当たりの良い場所でも育ちますが、やはりしっとりした魅力を楽しみたいもの。ぜひ1日に2~3時間程度日が当たる半日陰の庭に植えてみましょう。湿った半日陰の環境であればヤマアジサイが向いています。
冬は葉が枯れてしまうので、常緑のグラウンドカバーと組み合わせるとよいでしょう。
冬は葉が枯れてしまうので、常緑のグラウンドカバーと組み合わせるとよいでしょう。
シャガ
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アヤメ科アヤメ属の常緑多年草。明るい日陰~半日陰で育ち、5月頃に白色に紫色と黄色が入った美しい花を次々と咲かせます。
アヤメのような光沢のある葉を持ち、シェードガーデンのグラウンドカバーによく使われます。病虫害もほとんどなくてとても丈夫。地下茎で増えていくので、生垣の足元やアプローチ沿い、庭の片隅などに植えてみてはいかがでしょうか。
アヤメのような光沢のある葉を持ち、シェードガーデンのグラウンドカバーによく使われます。病虫害もほとんどなくてとても丈夫。地下茎で増えていくので、生垣の足元やアプローチ沿い、庭の片隅などに植えてみてはいかがでしょうか。
クリスマスローズ
グラウンドカバーとして、水はけのよい明るい半日陰になる落葉樹の下に植えたいクリスマスローズ。キンポウゲ科の常緑の多年草です。品種にもよりますが、花の少ない2月~4月頃にかけてうつむき加減の美しい花をつけます。年々大株に育つのでスペースを十分取って植えましょう。