園芸店で販売している苗は小さなものですが、うまく手入れをすれば、大きく育てることも可能です。
摘芯をおこなう
伸びすぎている茎を切り取ることを摘芯といいます。10月頃に植えたパンジー・ビオラは、12月頃に摘芯をおこなうのがベストです。全体的に小さな苗や少ししか育っていない苗は摘芯不要です。少し伸びすぎてると感じる茎があれば、ハサミで株元から2~3節上あたりを切ります。できるだけ天気のよい晴れの日の午前中に行うようにしましょう。その日は、水や肥料を与えると、また伸びすぎてしまうことがあります。
地植えに植えたあと鉢に植え替える
植木鉢に苗だけを植えてみても、なかなかボリュームがでません。植木鉢いっぱいに花を咲かせたい場合は、地植えで一度大きく育てた後、そのまま鉢に植え替えます。ただし花が咲いている間はできるだけ根の部分を触らないようにしましょう。環境が変わると一気に枯れてしまうことがあります。
切り花にしても楽しめる
パンジー・ビオラを楽しむ方法は、土に植えるだけではありません。成長すると花が増えすぎてしまったり、茎の長さがバラバラになったりすることもあります。そのようなときは、切り花にしてみましょう。小さな小瓶に入れてみたり、外国の新聞紙に包んで花束にしてみてはどうでしょうか。友達にプレゼントしても喜ばれます。
切り花を長く楽しむ方法
花を切ったあとは、お手入れをしておかないとすぐに枯れてしまいます。できるだけ長く切り花を楽しんでいける方法を紹介します。
・茎を切ったあと、すぐに水につける。液体の栄養剤を薄めるのも効果的。
・茎は、斜めに切ると水の吸収がよくなる
・清潔で切れやすいハサミを使う。古いハサミを使うと、病気にかかりやすくなり、切れ味が悪いので、茎の断面がつぶれてしまう。
・水はできるだけ毎日変える
・茎を切ったあと、すぐに水につける。液体の栄養剤を薄めるのも効果的。
・茎は、斜めに切ると水の吸収がよくなる
・清潔で切れやすいハサミを使う。古いハサミを使うと、病気にかかりやすくなり、切れ味が悪いので、茎の断面がつぶれてしまう。
・水はできるだけ毎日変える
パンジー・ビオラの育て方
苗の選び方
パンジー・ビオラの苗は、9月頃から売りに出されます。できれば、11月の少し寒くなった時期位からの花がおすすめです。あまり暖かい時期に苗を買うと、成長が早く茎が伸び過ぎてしまいます。園芸店で苗を選ぶときは、まずポットごと手に取ってみましょう。ずっしりと重さがあり、茎が伸びすぎておらず、葉の部分が黄色くなっていないものを選びます。また虫食いにも注意しましょう。