黄色の花弁にティーの香りが特徴のグラハム・トーマス。1983年作出のイングリッシュローズを代表するバラです。丈夫で育成旺盛なので育てやすい品種としても知られています。
1988年に発表されたピエール・ドゥ・ロンサールは、こぼれるように咲くカップ咲きの美しいバラ。オールドローズのような雰囲気の優雅な花姿が魅力の品種です。日本で一番売れているバラだそう。
日本のバラ育種家によって2013年に発表されたシェエラザード。先がとがった波打つ花弁、濃いピンク色の花色が美しい品種です。フランスでも販売されています。
2017年春の新品種 ベスト10
バラの専門誌『New Roses』編集長の玉置一裕さんが選んだ、2017年春の新品種イチオシのバラ10種です。
気になるバラのトレンド、海外では「育てやすさ」「華麗さ」が重視されるそう。日本で発表されるのは数年の試作を重ねてから。それに対し、日本のバラは花も木も繊細だとか。海外・日本ともに「香り」が重視される点は共通だそうです。
気になるバラのトレンド、海外では「育てやすさ」「華麗さ」が重視されるそう。日本で発表されるのは数年の試作を重ねてから。それに対し、日本のバラは花も木も繊細だとか。海外・日本ともに「香り」が重視される点は共通だそうです。
中輪の花、コンパクトなシュラブで耐病性が強いパオロ ペイローネ ジャルディニエレ。花はレモンイエロー~アプリコットの優しい印象のバラです。
メルヘンツァウバーは丸弁カップ~ロゼット咲きの中大輪の花が印象的。ソフトなアプリコット色がかったピンクのバラで、フルーティーな香りがあります。耐病性、大暑性、耐寒性が高い育てやすい品種。横張りの木立性の樹形です。
中輪ロゼット咲きのウィリアム クリスティ 2015。フリルのように花弁が重なった華やかなバラです。横張りで半つる性のシュラブ樹形で、芳香があります。
フルーティーなダマスク香が特徴のパルファン ダムール。中輪の花は、咲き始めはバラ色、やがて紫色がかったピンクに変わっていきます。樹形はコンパクトな木立性、波状弁カップ咲きで花つきが良い華やかなバラです。