2017年8月23日 更新

撮って楽しむガーデニング!美しい花の写真を撮る方法とは?

庭やベランダで育てた花、せっかくだからきれいな写真に撮っておきたいと思いませんか?知っておくと役立つ写真の基礎や、プロのように撮る秘訣などをご紹介します。

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露出補正で明るくする

逆光でそのまま撮ると、背景が明るく写りますが肝心の花が暗くなってしまいます。最近のカメラは高性能で逆光でも自動で露出補正をしてくれる機種もありますが、いつでもきれいに撮るには逆光での撮影テクニックを知っていると安心です。

逆光の場合は露出補正をプラスにしてみましょう。露出補正とは、写真の明るさを変えるためのもの。撮りたい被写体が暗く写る場合には、ブラス側に補正します。
カメラにある+-の印が露出補正のボタン。コンパクトデジカメやスマホの場合は、メニュー画面から露出補正を選んで+1くらいにしておくとよいでしょう。

レフ板を使ってさらに美しく

これだけでもかなりきれいな写真が撮れますが、もうひと手間かけられる人は、レフ板を使ってみましょう。レフ板というのは被写体に光を反射させて明るくするためのもの。白い画用紙やノート、近くから撮影する場合は白い服を着るだけでもレフ板効果はバッチリです。

うまく光を反射させると、花がふわっと明るくなるのがわかります。その位置でシャッターを切れば、ふわっとソフトな写真の出来上がりです。

背景をぼかしてプロっぽい写真に!

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一眼レフカメラならプロ並みの仕上がりに

一眼レフカメラで背景をぼかしたような写真を撮るには、絞りを開放気味にして撮ります。
絞り優先モードにして、カメラにある「F」という記号が書かれた部分を操作してみましょう。Fの値が小さいほど背景がぼけやすくなります。反対にFの値が大きくなると、遠くまでくっきりとピントの合った写真が撮れるというわけです。

絞りの値が小さくなるとレンズから取り込む光の量が増えます。写真は絞りとシャッタースピードの組み合わせで明るさが決まるので、暗いところでシャッタースピードを上げて撮りたいという場合にも便利です。

また、花撮影用モードにすると花をクローズアップして撮影でき、背景がぼけます。接写したい場合に利用してみてくださいね。

コンパクトデジタルカメラで背景をぼかしたいときは?

コンパクトデジタルカメラで背景をぼかしたいときには、マクロモードにして被写体に近付くか、ズームを望遠側(遠くが大きく写る側)にして少し離れて撮ると素敵に撮影できます。
望遠側にすると手ぶれしやすいので、三脚や台の上にカメラを乗せるか手でしっかり支えて手ぶれを防ぎましょう。

スマホでも背景をぼかして撮れる!

スマホでよりきれいに撮りたい場合は、単焦点モード(花モードなど)にするか、マニュアル設定にして撮影しましょう。撮りたい花にできるだけ近づいてシャッターを押すと、背景がぼけやすくなって花が引き立ちます。撮った後に一部分だけピントがあったように見せて他をぼかすことができるアプリもあります。
自分のスマホにどのようなモードがあるか、一度チェックしておきましょう。

背景がすっきり見える場所を探す

撮った写真を後から見たら、背景に車やごみ箱など余計なものが写っていたり、なんだかごちゃごちゃして見えたり。出来栄えがいまいちということはありませんか?
花の写真を撮るときには、できるだけ背景がすっきりとした場所を選んでみましょう。

といっても、すっきりした場所を見つけるのはなかなか難しいものです。そんなときは、自分が動いてみるのが一番。後ろがすっきり見える位置に移動したり、花の後ろに布などを置いてみたり。いろいろ工夫してみてくださいね。
他の花を背景に入れてぼかすという手法は、写真を撮るときにプロがよくやること。背景に青空を入れるのも素敵ですよ。

明るいファンタジックな写真ってどう撮るの?

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