2018年5月18日 更新

ラズベリーやブラックベリーを育ててみよう!使い方もご紹介

北欧の庭でよく見られるベリー類。育てて収穫できる植物って楽しみも倍増しますよね。そんなベリーの中でも、庭やプランターでも育てやすく、ジャムなどに使いやすいラズベリーやブラックベリーの育て方、使い方などをご紹介します。

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苗の入手

まずはホームセンターや園芸店、通販などで苗を入手しましょう。6月頃に収穫できる一季なり性と、6月頃と10~11月頃の2回収穫できる二季なり性の品種があります。

植え付け時期

苗の植え付けは9月~3月頃に行えます。株分けの適期は12月~2月頃です。鉢植えの株を植え替える場合も新芽が出る前に行いましょう。ただ、幼苗は寒さで弱ることもあるので3月頃の植え付けが安全です。購入したポット苗は根鉢を崩さずに植え替えましょう。

栽培に適した場所

日当たり・水はけの良い肥沃な場所を好みますが、やせ地でも育ちます。耐寒性・耐暑性ともに強いのですが、どちらかというと涼しい気候の方が得意。関東より西の地域では、夏の直射日光や西日があたらない場所で育てるとよいでしょう。

肥料

新芽が出る前、2月~3月頃に施肥します。夏と秋の収穫後にも肥料を与えましょう。有機質肥料を11月~12月頃、寒肥として与えます。

収穫時期と収穫方法

実が赤く熟してきたら収穫時期。品種によって多少異なりますが、一季なりで6月~7月頃。二季なりで6月頃と10~11月頃に収穫できます。

ラズベリーは熟すのが早く、収穫時期になるとほぼ毎日のように収穫可能。気温が高いとあっという間に熟しすぎて柔らかくなってしまうので、手でつぶさないようにそっと収穫しましょう。茎からハサミでカットしてもいいですが、手でそっと引っ張るとポロっと実だけ取ることができます。

スイーツに使う時は、少し硬めのうちに収穫するのがおすすめ。収穫後は軽く水洗いし、そのまま食べたりお菓子に使ったりするか、ジャムなどに加工しましょう。

剪定方法

一季なりと二季なりで、剪定方法が多少異なります。
■一季なり

6月頃に実がついた枝は枯れて、新しく伸びた枝に翌年の実がつくので、収穫後に収穫した枝を根元から切り取りましょう。冬になって地上部が枯れたら、今年伸びた枝を残し、前年に伸びた枝を基部から剪定します。
■二季なり

秋に実がついた枝から伸びた側枝に翌年夏の実がつきます。冬に基部からすべて剪定すると株元から新しい芽がたくさん出てコンパクトな姿に育てられます。

病害虫

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