2017年12月27日 更新

植木鉢の号数や種類を知っておこう!植物に合った鉢の選び方

鉢の号数や大きさ、よくわからずに困ることはありませんか?買ってきた植物を植え替える際の鉢の大きさの選び方や必要な土の量がわかれば、もう鉢のサイズで悩むことはありません。植木鉢の素材ごとの特徴やメリット・デメリット、植える植物に合わせた鉢の選び方もご紹介します。

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【特徴】
お店で売られている植物はプラスチック鉢に植えられています。苗は黒いポリポット、見ごろの花や観葉植物などはそのまま飾れるプラスチック鉢に入っています。

プラスチック鉢の特徴は、安価で色や形が豊富なこと。軽いため持ち運びにも便利です。最近はおしゃれなプラスチック鉢も売られているので、デザイン性を重視したいベランダガーデニングや、室内で育てる観葉植物などにも向いています。
【メリット】
軽いため移動が簡単。ベランダに大型の鉢を置きたいという時にも使いやすい。
室内の使用でも衛生的。
さまざまな色や形がある。
保湿性が高く乾きにくいので、乾燥に弱い植物にも使える。
価格が安い。

【デメリット】
通気性、吸水性がないため、鉢の形状によっては根腐れすることも。
鉢の中の環境が周りの温度に左右されやすく、真夏の直射日光があたる場所では根が傷むことがある。
長期間屋外で使用していると自然に劣化してしまう。

木製

【特徴】
木製の鉢の特徴は、吸水性や通気性があり、自然素材なので庭になじみやすくナチュラルな演出ができること。樽型やボックス型など形もいろいろです。
直接土を入れずに、プラスチック鉢の鉢カバーとしてもよく使われます。

【メリット】
通気性や吸水性がある。
自然な印象でおしゃれ感がある。

【デメリット】
防腐処理されていないものに直接土を入れると腐りやすい。

陶器製

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化粧鉢ともいわれる、釉薬を塗って焼いた鉢はおしゃれなインテリアにしたいときに活躍します。大型の観葉植物などを植えて部屋に置くと存在感があり、リゾート風の演出にもおすすめ。小型のものは盆栽の栽培用としても使われます。

大きなものは鉢自体が重いので、あまり移動しない場合に向いています。鉢の通気性はあまりよくないので、軽くて通気性のよい土を使うとよいでしょう。
やや価格が高いですが、さまざまな色・形の鉢があります。白いスクエア型の鉢などはスタイリッシュなインテリアにもぴったりです。

ブリキなど雑貨風の鉢

最近はブリキ製など雑貨風の鉢も増えてきました。多肉植物などを植えるのにぴったり。インテリアとしても楽しめます。豊富なデザインからお気に入りのものを探すとよいでしょう。センス次第でどんなものでも鉢として使えます。
ただ、見た目重視になりがちで、通気性がなく排水性も良くないものなど栽培用としてはあまり向いていないものもあるようです。

植物のサイズに合わせた鉢の選び方

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植物のサイズに合わせて選ぶことが大切

「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、鉢選びには当てはまらないこともあります。
植物のサイズによってちょうどいい大きさの鉢は異なり、小さな苗に大きすぎる鉢を選んでしまうと逆に生育が悪くなるということも。バランスもあまりよくないですよね。
逆に、生育旺盛な植物に小さめの鉢を選んでしまうと、すぐに根詰まりしてしまってやはり育ちが悪くなってしまいます。

例えば盆栽。小さな鉢に樹齢10年や20年の木が植えられていても、地植えの木のように大きくなりません。これは剪定による技術もありますが、そもそも鉢が小さいため地上部もあまり大きく育たないのです。

同様に、野菜などを育てる時も小さすぎる鉢に植えてしまうとあまり大きく育ちません。植物のサイズに合わせてほどほどの大きさの鉢を選ぶことが大切です。

植物の成長を見て植え替えをしよう

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