2017年12月27日 更新

植木鉢の号数や種類を知っておこう!植物に合った鉢の選び方

鉢の号数や大きさ、よくわからずに困ることはありませんか?買ってきた植物を植え替える際の鉢の大きさの選び方や必要な土の量がわかれば、もう鉢のサイズで悩むことはありません。植木鉢の素材ごとの特徴やメリット・デメリット、植える植物に合わせた鉢の選び方もご紹介します。

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植木鉢の号数って?

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3号鉢って何cm?植木鉢の号数による大きさ

植木鉢の大きさは号数で表されます。1号の大きさは直径3cm。号数が1つ上がるごとに3cmずつ直径が大きくなります。園芸店などで売られている黒いビニールポットの鉢のサイズは3号が一般的なので、大きさは9cmということになります。5号サイズだったら15cm、9号サイズだったら27cmということになりますね。

鉢の号数を知っていると、植え替え用の鉢を買う時などに役立ちます。「だいたいこのくらいの大きさかな…?」と感覚で選ぶと、お店で見たときにはちょうどよさそうだったのに家に持って帰ったら大きすぎる、あるいは小さすぎるということも。

インターネットやカタログ通販で購入する際も、号数がわかっていれば、購入してから「思った大きさと違う…」などということもありません。号数がわかっていると鉢のサイズを選ぶときにあまり迷わずにすみ、失敗もなくなりますよ。

例えば、3号サイズの苗を買った時は、植え替え用の鉢には直径9cmよりも大きな鉢、5~6号サイズ程度の鉢を選べばいいのです。

号数別!おすすめの植物

一番小さい植木鉢は1号サイズで直径3cm。1号の素焼き鉢はとても小さくてかわいく、使う予定がなくてもつい欲しくなってしまいます。こんな小さな鉢に植える植物は、成長がゆっくりのミニチュアサイズがぴったりです。例えば、小さな多肉植物やサボテンなど。いくつか並べてインテリアにもおすすめです。

花や野菜の苗が植えられていることの多い3号サイズの鉢。このサイズの鉢に植えるのは、小さめの観葉植物や多肉植物がおすすめです。デスクの上などに置くのに、邪魔にならずちょうどいいサイズです。

5号鉢ぐらいの大きさになると、草花を1株植えられます。浅い5号鉢だったら多肉植物の寄せ植えなどにもいいですね。観葉植物にも向いています。

6号~8号程度の大きさになると、大きめの観葉植物や小さい花木も植えられます。

9号~11号サイズの鉢は、草花の寄せ植えに使いやすい大きさです。果樹や花木にも向いています。

大きめの観葉植物や果樹など、地上部分の背が高い大型植物は、12号以上の鉢を選ぶとよいでしょう。

入る土の量は?

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植木鉢の号数によってどれくらいの土が必要かわかっていると、土を購入するときの参考になります。培養土の単位はL(リットル)を使うのが一般的。重さを使わないのは、配合の仕方や土の種類によって量が変わってしまうためです。

入る土の量は、3号鉢で0.3L、5号鉢で約1L、7号鉢で3.5L程度。9号鉢だと約7Lとかなり多くなります。野菜作りなどに使用するプランターの場合は14L程度入ります。

これらは、鉢底石を入れないでウォータースペースを取り植木鉢に土を入れたときの量。実際は苗を植える際に根鉢の分だけ土は少なめになります。
植える植物や土の種類によっても多少変わってくるので、参考として知っておくとよいでしょう。

植木鉢の素材

素焼き・テラコッタ

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【特徴】
素焼き鉢とは、いわゆる一般的な植木鉢。粘土を高温で焼いて作られます。素焼き鉢と同じような鉢で、縁の部分に釉薬がかかっている駄温鉢というものも。

テラコッタ鉢も素焼き鉢とほぼ同じ方法で作られますが、素焼き鉢よりも高い温度で焼かれます。素焼き鉢と比べるとややオレンジがかった色をしていてデザイン性が高いのが特徴です。ストロベリーポットなどの特殊な鉢や華やかな装飾が施された鉢もあり、ガーデンデザインに合わせて選ぶのも楽しいものです。

いずれの鉢も、表面に目に見えない細かい穴が無数に開いています。そのため、通気性や排水性、吸水性がよく、植物の根が張りやすいためよく育つのです。
【メリット】
熱を伝えにくいので、真夏でも鉢の中の温度が高くならず根が元気に育つ。
通気性がよく根腐れしにくい。
吸水性がある。
ナチュラルな雰囲気でデザイン性が良いものが多く、何にでも合う。

【デメリット】
重い。サイズが大きい鉢の場合、土を入れるとかなりの重さになる。
割れやすい。
土が乾きやすい。特に小さいサイズの鉢は真夏の水切れに注意。

プラスチック

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