ポートモア・ガーデンズは、個人の住む家の庭としては非常に広大であり、森林や農場として使われているポートモアの敷地全体は500エーカー(2,032,400㎡)もあります。
しかしこのウォールド・ガーデン自体は、マナーハウスやカントリーハウスなどのガーデンの規模に比べると小さく、1.5エーカー(約6070㎡)ほどだそう。
しかしこのウォールド・ガーデン自体は、マナーハウスやカントリーハウスなどのガーデンの規模に比べると小さく、1.5エーカー(約6070㎡)ほどだそう。
ウォールド・ガーデンは邸宅の北側に位置し、入り口から奥に向かってゆるやかな傾斜を描いています。
ポートモア・ガーデンズの一番の見どころは、このクラシカルなウォールド・ガーデンで、周囲を壁が囲み、内部にはさらに『ROOM』と呼ばれるエリア分けがされており、それぞれに違う表情を持った庭を楽しむ事が出来ます。
個人の庭という事でパンフレットなどは販売していないのですが、庭園の地図はガーデンの入り口に飾られており、またガーデナーさんが入場料を集めに来た際にもらう事が出来ます。
ポートモア・ガーデンズの一番の見どころは、このクラシカルなウォールド・ガーデンで、周囲を壁が囲み、内部にはさらに『ROOM』と呼ばれるエリア分けがされており、それぞれに違う表情を持った庭を楽しむ事が出来ます。
個人の庭という事でパンフレットなどは販売していないのですが、庭園の地図はガーデンの入り口に飾られており、またガーデナーさんが入場料を集めに来た際にもらう事が出来ます。
初めに邸宅の改装をし、それからリード夫妻が庭園の修復を始めた際には、今は目を見張るほど美しくなっているこの庭は、すっかり荒れ果てた状態であったそうです。
以前存在したというヴィクトリア朝のフォーマル式のガーデンはその姿を消し、ウォールド・ガーデンには放置されていた木々が茂り、グラスハウスは修復不可能で崩壊したありさまでした。
以前存在したというヴィクトリア朝のフォーマル式のガーデンはその姿を消し、ウォールド・ガーデンには放置されていた木々が茂り、グラスハウスは修復不可能で崩壊したありさまでした。
リード夫妻のガーデンの修復は1987年に始まりました。
伝統的なウォールド・ガーデンを継承し、そこへ現代的な要素を取り入れ、クラシックとモダンなセンスを見事にブレンドし、エレガントな庭を再び造り出したのです。
伝統的なウォールド・ガーデンを継承し、そこへ現代的な要素を取り入れ、クラシックとモダンなセンスを見事にブレンドし、エレガントな庭を再び造り出したのです。
今日存在する非の打ちどころがないような、素晴らしく完成されたガーデンを見ると信じられない事ですが、ガーデニングの経験は全くなかったというクリッシー・リード夫人。
彼女は書物や雑誌、友人からのアドバイスを受け、ガーデナーとともに庭造りに着手したそうです。
まず初めに、庭のゲートから伸びた中央の道の両脇に、ボーダー・ガーデンを造る事から庭造りが始まったのでした。
彼女は書物や雑誌、友人からのアドバイスを受け、ガーデナーとともに庭造りに着手したそうです。
まず初めに、庭のゲートから伸びた中央の道の両脇に、ボーダー・ガーデンを造る事から庭造りが始まったのでした。
華やかさがいっぱい!ボーダー・ガーデン
ポートモア・ガーデンズで最も印象に残ったのが、色鮮やかなボーダー・ガーデンです。
かつて存在し、崩壊してしまったグラスハウスは、ヴィクトリア女王とウェールズ王子を顧客に持っていたというエディンバラの著名な温室デザイナー、マッケンジー&モンクールによるものでした。
今あるボーダー・ガーデンでは、新たに造られたグラスハウスに向かって、ゲートから続いている道の両脇を植物たちが輝くように彩っています。
かつて存在し、崩壊してしまったグラスハウスは、ヴィクトリア女王とウェールズ王子を顧客に持っていたというエディンバラの著名な温室デザイナー、マッケンジー&モンクールによるものでした。
今あるボーダー・ガーデンでは、新たに造られたグラスハウスに向かって、ゲートから続いている道の両脇を植物たちが輝くように彩っています。
このボーダー・ガーデンは中央で交差する、ウォールド・ガーデンの左右を横切るライム・ウォークのため、一旦そこで中断し、再びグラスハウスまでボーダー・ガーデンが始まるレイアウトとなっています。
長く続くボーダー・ガーデンも魅力的ですが、ポートモア・ガーデンズのように一度中央で途切れるレイアウトは、ボーダー・ガーデンに美しいリズムが生まれるという、新たな発見がありました。
長く続くボーダー・ガーデンも魅力的ですが、ポートモア・ガーデンズのように一度中央で途切れるレイアウトは、ボーダー・ガーデンに美しいリズムが生まれるという、新たな発見がありました。