美しい植栽が特徴のポタジェ
ポートモア・ガーデンズでボーダー・ガーデンとともに記憶に残っているのが、キッチン・ガーデン、いわゆるポタジェの存在です。
グラスハウスを正面にして右手奥のエリアに造られているポートモア・ガーデンズのポタジェは、野菜や果実を育てる、という範疇を超え、レイアウト、植栽のデザインともに素晴らしいものでした。
グラスハウスを正面にして右手奥のエリアに造られているポートモア・ガーデンズのポタジェは、野菜や果実を育てる、という範疇を超え、レイアウト、植栽のデザインともに素晴らしいものでした。
ポタジェの内部には大きめの敷石を使った小道があり、そこを通って行けるようになっており、周囲にはガーデン内の緑に映える色とりどりの花が植えられていました。
ポタジェ内部を歩いていると、どこで立ち止まって周囲を見ても、本当に絵になる風景。オベリスクや植木鉢などを使い、高低差を生み出した素晴らしいバランスで植栽がされていました。
ポタジェ内部を歩いていると、どこで立ち止まって周囲を見ても、本当に絵になる風景。オベリスクや植木鉢などを使い、高低差を生み出した素晴らしいバランスで植栽がされていました。
ポタジェの奥手に見える、グラスハウスの横に位置しているのが、来場者が休憩出来るエリアです。この裏手は、セルフサービスで紅茶が飲める場所となっています。
リード夫人がデザインし、地元の職人さんが造られたというエレガントなパーゴラが、素敵なフォーカルポイントになっていました。
リード夫人がデザインし、地元の職人さんが造られたというエレガントなパーゴラが、素敵なフォーカルポイントになっていました。
高低差を生かしたパルテール・ガーデン
ボーダー・ガーデンを挟んでポタジェの反対側にあるエリアは、小さく可愛い、そして静寂な雰囲気を持つパルテール・ガーデンが。
こちらもやはり、花壇の中にトピアリーを配置し、高低差を生かした作りになっています。
こちらもやはり、花壇の中にトピアリーを配置し、高低差を生かした作りになっています。
真っ直ぐなラインの敷地に、同じサイズの植物を植えただけでは、見た目にも平凡な風景になってしまいがちですが、そのような場所で効果的なレイアウトと言えるのが、庭の中に垣根を壁のように見立ててシンメトリーに配置し、垣根の内部に植物を植えるパルテールとなります。
パルテール・ガーデンは、庭にドラマティックな景観を生み出しますが、ポートモア・ガーデンズはそこへ更に、エクステリアや、あるいは植物の横幅や背丈のサイズを生かしたデザイン、そしてレイアウトが特徴的でした。
パルテール・ガーデンは、庭にドラマティックな景観を生み出しますが、ポートモア・ガーデンズはそこへ更に、エクステリアや、あるいは植物の横幅や背丈のサイズを生かしたデザイン、そしてレイアウトが特徴的でした。
エレガントなフルーツケージ
パルテール・ガーデンと通路を挟んで向かい側、ウォールド・ガーデンの壁の前に見えるのが、フルーツケージです。
フルーツの果実は鳥が食べてしまうため、それを避けるために造られたものがフルーツケージですが、ポートモア・ガーデンズのフルーツケージは庭園のエレガントさを損なわないよう、優雅なデザインのものを使っています。
トップの緩やかな曲線を描いた屋根の部分は、パルテール・ガーデンに植えられたトピアリーの上部に付いている飾りと同じカラー。細かいところまで考えられたデザインでした!
フルーツの果実は鳥が食べてしまうため、それを避けるために造られたものがフルーツケージですが、ポートモア・ガーデンズのフルーツケージは庭園のエレガントさを損なわないよう、優雅なデザインのものを使っています。
トップの緩やかな曲線を描いた屋根の部分は、パルテール・ガーデンに植えられたトピアリーの上部に付いている飾りと同じカラー。細かいところまで考えられたデザインでした!