2017年5月11日 更新

多肉植物の種類や育て方と増やし方とは?葉挿しについても紹介

コロンとした姿がかわいらしい多肉植物。園芸店などに行くと最近ではよくみかけるようになりました。お花と比べて育てるが難しいと思っている方に多肉の種類や育て方、そして増やし方についてもご紹介します。

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多肉植物の土選びや肥料とは

多肉植物は乾燥した地域で育つ植物なので、それほど水を必要としません。しかし、普通の土とは違い、水はけのよい土を選ぶことが大切です。最初は専用の土を使うと失敗しにくいです。

土選び

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多肉植物は園芸店で専用の土が販売されています。初心者の方は市販のものを使うと便利です。休眠中は水を吸水しないので、水はけのよい土を選びます。

肥料

多肉植物は肥料は普通の植物に比べて少なめです。肥料を上げるのは成長しているときだけです。肥料は大体2ヶ月に1度くらいにし、マグアンプなどの緩効性肥料を与えます。液体タイプの即効性肥料は1週間に1度にします。

多肉植物は置く場所や水やりはどれくらいするの?

多肉植物は強い光を好むものも多いですが、先ほど紹介した、春秋型、夏型、冬型によって置く場所や水やりの頻度がちがいます。

春秋型

・置き場所
春と秋の成長する時期は、風通しのよく日光がよくあたる場所に置く。
夏で雨の降る時期は雨が当たらないように日陰に置き日光は避ける。
冬は5℃~8℃を維持し、日光の当たる部屋の中に置く。
・水やり
春と秋は土の表面が乾いたら、水をたっぷりと与える。
夏と冬はあまり水を与えず、2週間に1度くらい葉水を与える。

夏型

・置き場所
春と秋は日光を徐々に当てる時間を増やしていく。
夏は風通しの良い日光の当たる場所に置く。
冬は5℃~8℃を維持し、部屋の中で日光の当たる場所に置く。
・水やり
春は4月から徐々に水の量を増やしていく。
夏は土の表面が乾いたら夕方から夜にかけてたっぷりと与える。
秋は9月から徐々に水を減らしていく。
冬はできるだけ乾燥させる。

冬型

・置き場所
春と秋は温度に徐々に慣らしていき日光を当てる時間を増やしていく。
夏は雨が当たらない場所におき、風通しをよくする。
冬は日光が当たる部屋の中に置き、土の中が蒸れないようにする。
・水やり
春は5月から徐々に減らしていく。
夏は9月まで水を与えない。
秋は9月から少しずつ増やしていく。
冬は土の表面が乾いたらたっぷりと与える。できるだけ暖かい日中に与えるようにする。
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