初夏を彩る香りの花ラベンダーもバラの庭におすすめです。ラベンダーは種類が多く、色も白、ピンク、ブルー、赤紫などがあります。小型のもの、花穂の形が変わったもの、耐暑性のあるものなどさまざまな品種がありますので、お庭の環境に合わせて植えましょう。花期は5月から7月にかけて。夏場は株が弱るので、本格的な暑さが来る前に、花穂を刈り取って風通しを良くしましょう。
ラベンダーは、香りで虫を遠ざけます。
ラベンダーは、香りで虫を遠ざけます。
おすすめプランツ ⑤ マリーゴールド
6月から10月にかけて黄色やオレンジ色の花を咲かせるマリーゴールドもバラにとっては有効なコンパニオンプランツです。1年草でとても丈夫。成長力が旺盛なので、夏に草丈が伸び過ぎたら半分くらいの所で切り戻ししましょう。秋に再び花を付けますよ。
マリーゴールドは、アブラムシを遠ざけるほか、根から出る分泌液がセンチュウを遠ざけるので、是非植えておきたい植物です。
マリーゴールドは、アブラムシを遠ざけるほか、根から出る分泌液がセンチュウを遠ざけるので、是非植えておきたい植物です。
おすすめプランツ ⑥ イタリアンパセリ
サラダやスープに重宝するイタリアンパセリもおすすめです。セリ科のハーブであるイタリアンパセリは、種からの栽培が簡単なんです。春と秋に種まき用のポットに種をまき、本葉が4枚になったら植え付けましょう。必要な分だけ種を撒いて、育てて、収穫できます。花も咲きますが、葉を食用に使う場合は、花芽が出たら摘み取ってください。
イタリアンパセリは、害虫を遠ざけバラの香りを強くしてくれるそうです。
イタリアンパセリは、害虫を遠ざけバラの香りを強くしてくれるそうです。
おすすめプランツ ⑦ ゼラニウム
ゼラニウムもバラのそばに植えたい植物です。丈夫で育てやすく、4月から11月頃まで非常に長い期間花をつけます。ゼラニウムを植えておけばバラの花が咲いていない時期でも庭に彩りがあります。花色も品種もたくさんありますが、おすすめは害虫誘引効果が一番高い白い花のものです。
ゼラニウムは、コガネムシやヨトウムシを誘き寄せ、バラに害虫が付きにくくしてくれます。
ゼラニウムは、コガネムシやヨトウムシを誘き寄せ、バラに害虫が付きにくくしてくれます。
おすすめプランツ ⑧ ナスタチウム
ナスタチウムは可愛らし丸い葉に鮮やかな黄色や赤やオレンジの花が印象的な植物です。この独特な花と蓮のような葉を持つことから金蓮花(キンレンカ)とも呼ばれます。無農薬て栽培されたものはエディブルフラワー(食用花)としてもよく使われます。蔓性の1年草で、花は初夏から晩秋にかけて咲きますが真夏の暑い時期は休みます。
ナスタチウムは、アブラムシを自分に誘引し、アリを遠ざけてくれるほか、成分に硫黄とシアンを含むので抗菌作用があるといわれています。
ナスタチウムは、アブラムシを自分に誘引し、アリを遠ざけてくれるほか、成分に硫黄とシアンを含むので抗菌作用があるといわれています。