2018年7月2日 更新

【ガーデニングダイアリー】7月の庭仕事

梅雨末期~梅雨明けにあたる7月は、思うように庭仕事ができない日も多い時期。梅雨後半と梅雨明け後の気候の変化も大きく、気をつけなければならないことも変わってきます。この時期に逃さずやっておきたい庭仕事や7月の植物のお手入れのポイント、ベランダガーデンで気をつけたいことなども知っておきましょう。

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芝を張ってから2年以上経つと根が詰まった状態になってしまいます。そこで行いたいのがエアレーション。
地面のところどころにだいたい10cm間隔で穴をあけ、通気性を確保しましょう。専用のローンスパイクという道具を使うと簡単です。
エアレーションの目的は、芝の茎と根を切って成長を促すこと。穴をあけたところには目土を入れなくてもかまいませんが、目土を入れたほうが成長は良いようです。
6月~8月初旬頃までに行っておきたい作業です。

庭木のお手入れ

Kaoru Sakamoto (11093)

via Kaoru Sakamoto

剪定作業

春咲きの花木の多くは7月~8月にかけて、翌年の花芽を作ります。
そのため、剪定はその前に終わらせるのがベスト。剪定の時期が遅れると翌年の花を楽しめません。徒長枝や伸びすぎた枝の剪定、混み入った部分の枝透かし程度にしておきます。

主に葉を楽しむ庭木は、枝が茂りすぎた部分を剪定して風通しをよくしておきましょう。

アジサイは秋に花芽形成をするので、花後の7月中に花がらを切って剪定を行います。花が咲いた枝は、花から3節下でカットします。全体の大きさを抑えたい場合は、半分程の高さに剪定してしまってかまいません。剪定後に伸びた新芽に翌年の花が咲きます。

害虫防除

この時期は害虫の発生にも注意が必要。毛虫類が発生すると、あっという間に木が丸坊主になってしまうこともありますし、何よりも気持ち悪いですよね。早めに見つけて駆除しましょう。
毎年毛虫がつく木もあると思います。その場合は、早めに消毒したり剪定して予防しておくと安心です。

梅雨明け後はハダニに注意。夕方の水やりの際に葉の裏側にも水をかけて予防しましょう。

家庭菜園

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トマトやキュウリ、シシトウなど夏野菜の収穫全盛期を迎え、家庭菜園も一段と楽しくなる時期ではないでしょうか。ただ、夏の作業は熱中症に注意。早朝の収穫やお手入れがおすすめです。

トマトは雨に当たると実が割れてしまいます。収穫できそうな実があれば雨が降る前に収穫してしまいましょう。
キュウリやオクラは、収穫時期を逃すとあっという間に大きくなってしまいます。キュウリやゴーヤは繁った葉の裏に隠れていて、かなり大きくなるまで気がつかないこともあるので、時々見る角度を変えてチェックするとよいでしょう。

夏の野菜栽培は水やりを忘れずに。特にプランター栽培では水切れに注意しましょう。地植えでも水を多く必要とするキュウリやトマトなどは水やりをしたほうが良く育ちます。

ベランダガーデン

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暑さ対策

夏のベランダガーデンでやっておきたいのが暑さ対策です。特に、南や西向きのベランダでは、床面がかなり高温になって植物にとっては過酷な状態。いかに鉢に熱を伝わらせずに、快適な状態に持っていくかが問題です。

そこで役に立つのが、ウッドデッキなどベランダの床の上に敷いて高さを出せる床材。ジョイント式のウッドパネルは設置も簡単なのでおすすめです。
鉢を台の上に乗せて直接床面におかない工夫もしてみましょう。
直射日光が当たりすぎる場合は寒冷紗やすだれ、オーニングなどで遮ります。オーニングを設置できると室内の気温上昇を防ぐのにも役立ちます。
夏の庭仕事は日差しと暑さと蚊との戦いでもありますよね。日焼け止めと帽子、虫よけスプレーに蚊取り線香必須です。ガーデニングには何かと大変な季節ですが、熱中症に注意して植物のお手入れをしましょう。
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