入り口から入ってすぐ右手には、グラスハウスの姿が見えます。こちらのグラスハウス、一番古いものは1850年代に造られたそうで、ヴィクトリア朝から続く植物や花が今でも栽培されているのだとか。
歴史的にフロアーズ・カースルのガーデンは、始まりはキッチンガーデンとして、城の食卓へ上る果物や野菜を栽培し、また邸宅内に飾る花を提供するために使われていました。
現在ではカラフルで美しい花が咲き乱れる庭園となって、邸宅の一部と共に一般公開されています。
歴史的にフロアーズ・カースルのガーデンは、始まりはキッチンガーデンとして、城の食卓へ上る果物や野菜を栽培し、また邸宅内に飾る花を提供するために使われていました。
現在ではカラフルで美しい花が咲き乱れる庭園となって、邸宅の一部と共に一般公開されています。
フロアーズ・カースルの庭園はとても広いので、ボーダーガーデンの奥行きにも十分なスペースがあり、背丈の高い花が多く植えられているのが特徴的でした。
これだけ前後左右、そして高さにボリュームがある植物を植えるには広い敷地が必要となりますが、フロアーズ・カースルのガーデンはその庭の広さを見事に生かしているのが分かります。
さまざまな高さを持った植物がバランス良く植えられ、鮮やかな彩りを持つ花々をたっぷり堪能する事が出来る庭園でした!
これだけ前後左右、そして高さにボリュームがある植物を植えるには広い敷地が必要となりますが、フロアーズ・カースルのガーデンはその庭の広さを見事に生かしているのが分かります。
さまざまな高さを持った植物がバランス良く植えられ、鮮やかな彩りを持つ花々をたっぷり堪能する事が出来る庭園でした!
華やかな色彩で庭の主役とも言えるローズは、クライミング樹型のものが植栽されていました。
その多くは庭園内のボーダーの中央に植えられ、足元に植えられた花たちとのバランスが美しく、とてもエレガントなシーンを造り上げています。
その多くは庭園内のボーダーの中央に植えられ、足元に植えられた花たちとのバランスが美しく、とてもエレガントなシーンを造り上げています。
どこのガーデンへ行ってもエクステリアは気になるものですが、フロアーズ・カースルの庭園ではアイアンのアーチ、そしてそれを繋ぐ鎖につる性のバラが誘引されて上品に咲き乱れ、とても華やかで優美な雰囲気。
このエリアは赤やピンク、また紫色といったカラーリングでまとめられ、フェミニンで優しい印象を漂わせていました。
このエリアは赤やピンク、また紫色といったカラーリングでまとめられ、フェミニンで優しい印象を漂わせていました。
この広いガーデン内ですぐに目に留まり、また、とりわけ印象的だったのが、グラスハウスのすぐそばに配置された円形のパーゴラです。
最初に遠目で見た際は、庭のエクステリアとして配置してあるのかな? と思ったのですが、実はこのパーゴラは、その他の役目も果たしていたのです。
最初に遠目で見た際は、庭のエクステリアとして配置してあるのかな? と思ったのですが、実はこのパーゴラは、その他の役目も果たしていたのです。
木材を使い、周囲と中央には花が植えられ、素朴でナチュラルな、庭の素敵なフォーカルポイントにもなっているこのパーゴラ。
近くに寄ってよく見ると、それぞれの面の上部に、名前が刻印されたボードが設置してありました。
近くに寄ってよく見ると、それぞれの面の上部に、名前が刻印されたボードが設置してありました。
そこにはこのフロアーズ・カースルの庭園で働いていた、ヘッド・ガーデナーの方たちの名前が。
庭園はそのファミリーだけでなく、ガーデナーの努力なしでは成立しないもの。カー家の人々は、その感謝の思いを込めて、このパーゴラを建てたのでしょうか。
ガーデナーの方たちの才能と努力に敬意を表した、とても素敵なものだと感動しました。
庭園はそのファミリーだけでなく、ガーデナーの努力なしでは成立しないもの。カー家の人々は、その感謝の思いを込めて、このパーゴラを建てたのでしょうか。
ガーデナーの方たちの才能と努力に敬意を表した、とても素敵なものだと感動しました。
この写真にある、1814年から1868年にヘッド・ガーデナーだったヘクター・ローズ氏(まさにヘッド・ガーデナーにぴったりなお名前です!)は、非常に優れたガーデナーだったそう。
ローズ氏はグラスハウスの最初の植栽を担当していたそうです。
ローズ氏はグラスハウスの最初の植栽を担当していたそうです。