紫陽花を植えたら色が変わったのはなぜ?
鉢植えの紫陽花を購入して、庭に植えて2.3年。買ってきた花の色と変わっていたということはよくあるようです。紫陽花の種類によっても色は変わるので、これから紫陽花を購入する方は確認してみましょう。
西洋紫陽花の場合
西洋紫陽花は土壌が酸性だと青色に、アルカリ性だと赤色になる性質を持っています。
がく紫陽花の場合
がく紫陽花の代表的な「城ケ崎」といわれる品種は、酸性の場合は青色に、アルカリ性の場合は桃色になります。
ヤマ紫陽花の場合
ヤマ紫陽花の代表的な「黒姫」といわれる品種では、酸性で青紫色に、アルカリ性では紅色になります。
色を変えたくないのなら、花の品種に合わせて土壌をつくる
色を変えたくないのであれば、品種に合わせて土壌を作りましょう。植えてみた土壌がどんな性質なのかわからないというのも、どんな色に変わっていくのか楽しみになりますね。
紫陽花の毒に注意。子どもやペットは特に注意が必要なことも。
紫陽花は見かけによらず、人間の体によくない毒が含まれています。子供やペットが間違って口にしてしまったことで体調を崩したという話も聞かれます。紫陽花の毒に関してはまだわかっていないことも多く、口に入れない限り特に重大な症状が起きたという話もあまり聞かれないようです。子供やペットが間違って口にしないように注意しておきましょう。