2018年9月14日 更新

料理にもガーデンにも使えるハーブ。ローズマリーの育て方と楽しみ方

料理やお茶に利用できるハーブ。中でもローズマリーはガーデンを彩るグリーンとしてもおすすめです。常緑で大株にも育つローズマリーの種類や育て方、利用方法などをご紹介します。

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ローズマリーの育て方

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苗を買ってきたら?

店頭で売られている苗は黒いビニールポットに入っています。ほとんどが3号サイズと言われる直径9cmほどのもの。ポットの裏から根がはみ出しているものや、ポット自体を触った時にカチカチに固いものは根が回ってしまっている状態。ビニールポットのままだと成長も悪いので、苗を買ってきたらまず植え替えましょう。

地植えにする場合はそのまま植え付けますが、鉢植えで育てる場合は一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。おすすめの鉢は、テラコッタや素焼きの鉢。プラスチックの鉢の場合は、過湿にならないように水はけのよい土を使用します。

水はけのよい土に植え付けます。水がたまるような場所は避けましょう。レイズドベッドなどもおすすめです。
庭に植える場合は、弱酸性をきらうので苦土石灰などで調整をしてから植え付けます。根をしっかりと張れるように、腐葉土をすき込んで深く耕しておきます。
鉢植えの場合は、ハーブの培養土を使用するとよいでしょう。

置き場所

日当たりの良い場所で育てましょう。真夏の強い日差しのもとでもよく育ちます。
半日陰でも育ちますが、花も楽しみたければ日当たりの悪い場所は避けたほうがよいでしょう。

水やり

乾燥を好むため、土の表面が完全に乾いたら水やりをします。過湿は根腐れのもとになるので注意。冬は乾燥気味に育てます。

水を与える時はたっぷりと、鉢底から水が流れ出るのを確認しましょう。しっかり根を張っている地植えの場合は、特に水やりの必要はありません。植え付け後しばらくは、萎れないように水やりをして管理します。

肥料

植え付け時に元肥を入れ、あとは春と秋に緩効性肥料などを与えます。もともと肥料分の少ない環境で育つため、どちらかというと肥料は控えめにしましょう。

普段のお手入れ

枝の途中で剪定すると、脇芽がたくさん出てこんもりと育ちます。
ローズマリーは木なので、最初は緑色の茎もだんだん木質化していきます。枯れあがってきた枝や細くて弱い枝などは時々剪定しましょう。混みすぎている枝も剪定してしまってかまいません。

植え替え

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