2018年5月4日 更新

カラーリーフで印象深い庭に!おすすめのカラーリーフや取り入れ方

庭の植栽や寄せ植えをちょっと上級者に見せてくれるのが、カラーリーフと呼ばれるさまざまなグリーンたち。グリーンだけでも見ごたえのある景色を作ることができ、庭や寄せ植えに変化を与えてくれます。おすすめカラーリーフや特徴をご紹介します。

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濃いパープル系の葉と紫色の花が落ち着いた雰囲気のアジュガ。シソ科の常緑多年草です。和風の庭にも洋風の庭にもよく合います。

アジュガはとても丈夫で、半日陰でも日当たりの良い場所でもよく育ちますが、非常に耐陰性が強いため、どちらかというと半日陰に植えて楽しみたい植物です。地下茎を伸ばして広がるので、芝生の縁などに植えるといつの間にか芝生に入り込んで困ることもあります。

グリーン一色で暗くなりがちな日当たりの悪い場所に変化をつけることができるため、大人っぽくしたいときのポイントとして植えるのもおすすめです。

アジュガは乾燥に弱いので、水やりには多少気を使いましょう。特に、夏場はしっかりと水を与えるようにしてください。混みあって蒸れてくる場合は、少し間引きを行います。

寒さには強いのですが、霜に当たると地上部が枯れてしまいます。寄せ植えの場合は、冬の間は軒下など霜の降りない場所に入れておきましょう。もし地上部が枯れても春になるとまた新芽が出てくるので、乾燥に注意してそのまま育ててください。

シロタエギク

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グリーンの中でも上品なアクセントになりひときわ目を引くのが、シルバーリーフと呼ばれる銀色がかった葉を持つ植物。中でも、手に入れやすいのがシロタエギク(ダスティーミラー)です。キク科の多年草で、冬の庭や寄せ植えを明るく彩ります。特に、葉牡丹やパンジーと合わせると上品にまとまります。
シロタエギクよりも繊細なイメージの葉を持つシルバーレースもおすすめです。
なんとなく日陰で育つイメージがあるかもしれませんが、日当たりの良い場所が大好き。日当たりの良い場所に植えるとしっかりした株に育ちます。

ヒペリカム

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ヒペリカムはオトギリソウ科の落葉または常緑低木です。ヒペリカム・カリキナムや、クリーム色の斑が入るヒペリカム・トリカラーなど、品種によっては落葉せずに美しい葉色を楽しむことができます。特に、トリカラーは低温期に葉が赤く色付き、冬の庭を明るく彩ります。

日当たりの良い場所~半日陰を好み、耐寒性・耐暑性ともに優れています。低木のヒペリカムは高さ15cm~50cmほどで茂るため、グラウンドカバーとして利用されることも多い植物です。初夏に咲く黄色い花も美しいものです。

オタフクナンテン

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オタフクナンテンは、常緑低木のメギ科の植物で、ナンテンの矮性種。別名をゴシキナンテンと言います。樹高は20cm~50cmほどとあまり大きくならないため、庭に植えても扱いやすいのが特徴です。

オタフクナンテンは、晩秋の紅葉が見事。モミジなど紅葉する高木は植えられないけれど、美しい紅葉は楽しみたいという時にもおすすめです。和のイメージがありますが、ナチュラルガーデンにもよく似合います。

日当たりの良い場所~半日陰で育ちますが、葉色を美しくしたい場合は、日当たりの良い場所に植えるとよいでしょう。
成長はあまり早くないため、剪定の手間などもかかりません。背が高くなりすぎた場合のみ、刈り込むとよいでしょう。

季節によって楽しめるカラーリーフ

コリウス

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鮮やかな葉色が魅力のカラーリーフがコリウス。シソ科コリウス属の植物で、赤や黄緑色、黄緑に赤色の斑入りなど個性的な葉色が多く、好き嫌いがはっきりと分かれるかもしれません。

高温多湿の日本の夏にも耐えることができるので、夏の花壇や寄せ植えに欠かせません。一方、寒さには弱いため一年草として扱うことが多いですが、本来は多年草。冬も暖かい環境であれば、翌年も葉を楽しめます。

コリウスの生育に適しているのは、半日陰~日当たりの良い場所です。よく日に当てて育てることで、葉色が美しいしっかりした株に育ちます。ただ、真夏の直射日光に当たると葉焼けしてしまうことがあるので注意しましょう。
向いている生育場所は、明るい落葉樹の下やベランダなど。水切れしないように気をつければ、あとは特に大変なことはありません。初心者でも簡単に栽培できるのでおすすめです。

こんもりとした姿に育てるには、摘心をして脇芽を増やしましょう。ボリュームのある株に育ちます。
コリウスだけ植えても十分見ごたえがありますが、マリーゴールドなど鮮やかな花と組み合わせても素敵です。

ギボウシ(ホスタ)

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