芍薬(シャクヤク)
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シャクヤクは一見すると木のようにも見えますが、ボタン科ボタン属の多年草。冬に地上部が枯れて春にまた新しい芽が出る、耐寒性の強い宿根草です。原産地は中国北東部。よく茂った葉の中から伸ばした茎の先につく、大輪で豪華な花が魅力です。
シャクヤクはもともと漢方薬の薬草として中国から伝わり広まりました。その後、鑑賞用として栽培されるようになり、江戸時代には150種もの園芸品種が作られていたとか。
シャクヤクには、一重咲きや手毬咲き、金しべ咲き、バラ咲き、八重咲きなどさまざまな品種があります。ヨーロッパのシャクヤク(ピオニー)は八重咲で華やかなものが多いのに対し、日本では比較的すっきりとした花が多いようです。
花期は5月~6月頃。水はけ・日当たりの良い場所で栽培しましょう。
シャクヤクはもともと漢方薬の薬草として中国から伝わり広まりました。その後、鑑賞用として栽培されるようになり、江戸時代には150種もの園芸品種が作られていたとか。
シャクヤクには、一重咲きや手毬咲き、金しべ咲き、バラ咲き、八重咲きなどさまざまな品種があります。ヨーロッパのシャクヤク(ピオニー)は八重咲で華やかなものが多いのに対し、日本では比較的すっきりとした花が多いようです。
花期は5月~6月頃。水はけ・日当たりの良い場所で栽培しましょう。
笹百合(ササユリ)
ササユリは、ジャパニーズリリーとも呼ばれる日本原産のユリ。ユリ科ユリ属で、学名は”Lilium japonicum”。かつてユリと言えば、ササユリを指していたようです。
華やかなイメージのカサブランカなどとは異なり、うつむき加減に咲く淡いピンク色が美しい、清楚な雰囲気が魅力。ササユリという名前の通り笹のような葉を持ち、6月~7月頃に2~3輪の花をつけます。
栽培のポイントは、毎年花後に球根を掘り上げて、10月~11月頃に違う場所に植え付けること。花後にできる実の中の種を採って増やすこともできますが、花が咲くまで何年もかかります。
栽培が難しいのでガーデニング上級者向きですが、興味のある方は育ててみては?球根は通販などで購入することができます。
華やかなイメージのカサブランカなどとは異なり、うつむき加減に咲く淡いピンク色が美しい、清楚な雰囲気が魅力。ササユリという名前の通り笹のような葉を持ち、6月~7月頃に2~3輪の花をつけます。
栽培のポイントは、毎年花後に球根を掘り上げて、10月~11月頃に違う場所に植え付けること。花後にできる実の中の種を採って増やすこともできますが、花が咲くまで何年もかかります。
栽培が難しいのでガーデニング上級者向きですが、興味のある方は育ててみては?球根は通販などで購入することができます。
ここに挙げた植物のほかにも、テッセンやダイアンサス、ツボサンゴ、シランなど、春から夏にかけて咲く和の雰囲気を持つ植物はまだまだあります。野の花の風情を取り入れてみたいときなどにも使ってみてはいかがでしょうか。