2018年2月12日 更新

イングリッシュガーデンから学ぶ、基本のテクニック ~ カラーリング編 Vol.1 ~

庭の花壇に何を植えればいいのかと考えた時に、欠かせないテクニックであるカラーリング。お気に入りの花たちがもっと輝く庭になるように、カラーリングの基本をイングリッシュガーデンから学んでみませんか?

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いろいろなカラーをミックスした庭づくり

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ガーデナーの方にとって興味を惹かれる花の種類は数多く、出来れば色々な花を育ててみたいと思うのではないでしょうか。

花の色彩もまた、さまざまなカラーに挑戦してみたいと思うはず。でも世界で一番大好きな自分の庭だから、やっぱり色の調和も美しいものであって欲しい。

ここではいろいろなカラーをミックスしても、バランスの取れた庭にするにはどうすれば良いのか、イングリッシュガーデンの実例写真をもとにご紹介します。

気持ちが明るくなれるホットカラー

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イギリスではカラーリングのひとつのジャンルとも言えるのが、ホットカラーを使ったガーデンです。

上の写真はシシングハースト・カースル・ガーデンのもの、下の写真はスコットランドのフロアーズ・カースルのホットカラー・ガーデンになります。

あまり天候に恵まれない英国では、日差しの強い国に大きな憧れがあります。それ故に、気候の良い、暖かな国を連想させるようなホットな色彩を持つ花を選び、庭も気持ちも明るくなれるようにと願って植えているのかもしれません。
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ホットカラーで使われる花は黄色・赤・オレンジをメインとした花々。これらの色を持つ花を、どの種類もある程度まとまって植えると、パッと目を引く色あざやかな、インパクトの強いガーデンが完成します。

また、ホットカラーで使われる花の種類の中には、個性的なかたちをした花が多いので、それらを組み合わせると、ひと味違う、オリジナリティを感じさせるガーデンをつくることが出来るでしょう。

淡い色の花を植えて、フェミニンなガーデンを

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優しげで儚いイメージを持つ、淡い色彩の花々は、見ているだけで心を癒してくれるもの。

フェミニンなムードを持っている花は、そのフォルムも穏やかなものが多く、また、多くの種類があるので、たくさんのチョイスから好みのものを探す楽しみもありますよね。

そんな優しいカラーの花々のファンの方は、庭は淡い色合いの花でまとめたい、と思うのではないでしょうか。

ここでご紹介する繊細な色調のカラーを使ったイングリッシュガーデンから、色の組み合わせのヒントをもらってみましょう。
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上の写真はフロアーズ・カースルのボーダーガーデンになります。

ピンクやクリーム色の花を中心に、紫や黄色といった色に、ほんのりホワイトカラーを足した淡い色を持つ花々を組み合わせており、ソフトなトーンのカラーリングがとても柔らかな印象を与えています。

淡い色を使った庭は、花の持つ色の印象が優しいものとなるので、樹木や低木など、大きめサイズのものを植えてもガーデンに圧迫感を感じさせないところが大きなポイントとなります。
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この記事を書いたひと

Hazuki Akiyoshi Hazuki Akiyoshi