2017年8月8日 更新

夏に収穫できるブルーベリーの育て方。来年もうまく実をつける方法も紹介

ブルーベリーは、家でも育てやすく他の植物に比べて害虫がつきにくいのが特徴です。ブルーベリーだけを植えてもいいですが、一緒に食べられる野菜やハーブを植えると、さらにかわいい寄せ植えをつくることができます。見ても食べても楽しめるブルーベリーを育ててみましょう。

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夏の実をつけたあとか、12月~1月の間に剪定をおこなっておきます。剪定とは、多くの実をつけるために不要な枝を切り、花がたくさんつくように準備しておくものです。枯れた枝や弱っている枝、混みあった場所に生えている枝などカットしておきます。最終的には幹を5~6本残すようにします。

有機物をマルチングする

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ブルーベリーは菌類から栄養をもらいながら育ちます。その菌類を育てるためには、有機物をブルーベリーの根元にマルチングするとよく育つといわれています。ブルーベリーは根が浅い位置に育ってしまうと乾燥してしまいます。

乾燥、病原菌、雑草などから守るためにもマルチングは必要です。マルチングは、バークチップや木材チップが向いています。もみ殻でもいいのですが、風で飛んでしまう可能性があります。

ブルーベリーの増やし方

冬の間に剪定した枝は捨てずにそのまま残しておきます。20cmくらいに切った枝を、ビニール袋に入れて冷蔵庫に保管します。春になったら冷蔵庫から取り出し、枝の下の部分を斜めにきり土に植えます。

最初は、小さなビニール製のポットにひとつずつ植えるようにします。しばらくすると芽が出始め、6~7月には根が出ます。大きくなれば、植木鉢やコンテナなどに植え替えましょう。

ブルーベリーはどの地域でも育てることができる

ブルーベリーは大きく分けて3種類あるということがわかりました。ブルーベリーは日本中どこでも育てることができますが、地域に合わせて種類を選ぶことが大切です。例えば、寒さが苦手なサザンブッシュ系、暖かい場所で育てやすいラビット系は関東から九州までの地域が向いています。一方寒い場所でも育つハイブッシュ系は、北海道・東北地方に向いています。それぞれブルーベリーの特徴を知って、育てていきましょう。
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