2018年10月5日 更新

庭作りに欠かせない宿根草とは?育て方のコツを知っておこう

庭作りで人気の宿根草。一度植えると毎年花を咲かせてくれる姿は嬉しいものです。宿根草にはさまざまな種類がありますが、基本的な育て方にはある程度共通点があります。宿根草の育て方のコツを知っておきましょう。

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休眠期の宿根草は、葉が枯れていたり、葉があっても成長が止まっていたりという状態。そのため、特にお世話をする必要はありません。
自然の中の宿根草は、冬の寒い時期は落ち葉が厚く積もっていたり、枯れた葉が株元に重なっていたりするはずです。庭植えや鉢植えでは、枯れた地上部を切り取り、寒さから守るために腐葉土などでマルチングを行うといいですね。春になったらそのまま土にすき込んでしまえば肥料にもなります。

休眠期の宿根草でやりがちな失敗が、水のやりすぎなどではないでしょうか。
例えば、クリスマスローズは冬が成長期で夏は休眠している状態。高温多湿のこの時期に水をやり過ぎると根が傷んでしまいます。元気がないからと肥料を与えてしまうと、さらにダメージが大きくなります。

休眠期には必要最低限の水やりだけで、あとはそっとしておきましょう。

宿根草の株分けと植え替え

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何年も植えっぱなしの宿根草。大株になりすぎて形が乱れてきたり、中心部が枯れ込んできたりすることも。最初に植えた場所からだんだん動いて、他の植物を侵食してしまう植物もあります。
なんだか庭が荒れて見える…と思ったら、株分けと植え替えをしましょう。株分けは宿根草を増やしたい時にもおすすめです。

鉢植えの宿根草も、植え替えをしないと根詰まりして育ちが悪くなってきます。この場合も株分けするか、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

株分けや植え替えの時期

株分けや植え替えの時期は、花後や休眠期に入る前の葉が枯れ始めた頃か、成長期に入る前に行います。植物にもよりますが、10~11月頃か、2月中旬~3月頃が適期です。

株分けの方法

地植えの宿根草は根鉢をやや大きめに掘り上げます。
ギボウシなど丈夫な植物は株の近くで掘り上げても大丈夫。シャクヤクやキキョウなど根を傷めたくない植物は丁寧に掘り上げましょう。

株分けの際は、手で根鉢を割くように分けます。ハサミを使ってもかまいません。この時、分けた株に新しい芽がついている状態にしておきましょう。

株分けの際は、根が減った分、地上部の葉も減らして蒸散のバランスを取ります。落葉性の宿根草は、地上部を地際から切り落として植え付けます。

植え付ける場所はあらかじめ軽く耕して腐葉土を混ぜておき、植え付け後はたっぷりと水をあげてください。

宿根草を庭に取り入れるコツ

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宿根草は、一度植えたら何年も花を楽しめるのですが、地上部が枯れている時期は庭が寂しく見えてしまうもの。
宿根草を取り入れた庭を作る際は、常緑性のものと落葉性のものを組み合わせ、さらに一年草のスペースも確保すると、冬の間、庭全体が枯れているという状態を避けられます。

花の咲く時期が異なる植物を組み合わせると、一年を通して何かしら花が咲いている庭に。一方、バラの開花期などにいっせいに咲くような植物選びをすると華やかな景色を楽しめます。

植え付けの際は、その植物が成長する姿を考えて、苗と苗の間隔を十分取っておきましょう。花が咲いた時の草丈も考慮して配置を決めます。

常に花を植え替える一年草のスペースと宿根草のスペースを分けたほうが手入れは楽ですが、自然にこぼれ種で増える一年草の場合は宿根草と混ぜて植えてもいいですね。

宿根草を楽しもう

宿根草と一年草を組み合わせたローメンテナンスの庭は、忙しい人にもおすすめです。一度植えてしまえば、しばらくは一年草の部分のみ植え替えれば季節によって違う景色を楽しめます。
宿根草が大きく育ってきたら、株分けや植え替えの作業が出てきますが、種を植えて育てて…という作業よりはとても簡単。手間も時間もそれほどかかりません。
ぜひお気に入りの宿根草を見つけて植えてみてください。
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