2018年10月5日 更新

庭作りに欠かせない宿根草とは?育て方のコツを知っておこう

庭作りで人気の宿根草。一度植えると毎年花を咲かせてくれる姿は嬉しいものです。宿根草にはさまざまな種類がありますが、基本的な育て方にはある程度共通点があります。宿根草の育て方のコツを知っておきましょう。

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宿根草の成長の仕方

宿根草は、成長に適した季節がやってくると休眠から覚めて芽を出し成長をはじめ、やがて花を咲かせます。その後、生育しにくい季節になると葉を落として地中の根と株元の芽や葉の一部が残ります。地上部が枯れても根が枯れるわけではなく、再び成長に適した季節になるのをじっと待っています。
葉を落とさない宿根草にも成長期と休眠期があり、休眠期には成長を止めてその季節をやり過ごします。

育ち方は種類によって異なります。ギボウシのように年々大株になっていくものや、ラムズイヤーやジャーマンアイリスのように芽の出る位置をずらしながら成長するものなどさまざま。
オダマキのように2~3年で枯れてしまう宿根草もあり、寿命も植物によって異なります。

宿根草の育て方

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植える場所

植物によって好む環境は異なります。
日光が大好きな植物は日当たりの良い場所に、夏の暑さが苦手な植物は落葉樹の下に、半日陰で生育する植物は日の当たり過ぎない場所に植えましょう。

日当たりと同時に大切なのが、土の状態です。乾燥した環境を好む植物をジメジメした場所に植えてしまうと上手く育たず枯れてしまいます。同様に、水を好む植物を乾燥する水はけのよすぎる場所に植えるとやはり上手く育ちません。

水はけの悪い土の場合、植え付け場所をあらかじめ耕して土にパーライトなどを混ぜておきます。腐葉土などをすきこむときに一緒に混ぜておきましょう。
周りより低い場所はジメジメしやすいので、土を盛って周りと同じ高さにしてから植えつけます。乾燥を好むラベンダーなどは、レイズドベッドのように少し高くした場所に植えつけるのも良い方法です。

環境が合わない場所に植えた宿根草は、植えた直後は何とか育っていても、やがて消えてなくなってしまうもの。一度植えると長く楽しめるのが宿根草の良さですから、植える場所は最初によく考えておきましょう。

水やり

水やりの基本は、土が乾いたら与えること。時間は朝のうちが最適です。
鉢植えの宿根草の場合、置き場所や季節によっても水やりの頻度は変わってきます。
葉が茂る成長期には早く土が乾くため水やりの回数も増えますが、休眠期には水をさほど必要としないので土がなかなか乾きません。
いつも土が湿っている状態よりも、土が乾いてから水をあげるほうが根がよく育ちます。植物にも環境に順応する能力があるので、多少スパルタ気味に育てたほうが、うっかり水やりを忘れた!という時にも枯れずに頑張ってくれるような気もします。なんとなく毎朝水やりをするのではなく、土の状態を見て調整するといいですね。

気をつけたいのが、地上部が枯れている間の水やりです。根は生きていますから、カラカラに乾いてしまうと本当に枯れてしまいます。時々水やりをしながら春の芽を待ちましょう。

地植えの宿根草の場合は、根付くまでは鉢植えと同じように水やりが必要ですが、しっかり根付いた後は基本的には水やりの必要はありません。ただ、気温の高い夏に雨が降らない日が続くなど、土が乾燥する場合はたっぷりと水を与えてください。

肥料

宿根草に肥料を与える時期は、新芽を出す前と成長期、花が咲いた後(お礼肥)です。休眠期には肥料を与えません。

宿根草は長くじっくりと育てたいので、緩効性肥料が最適。
植え替え頻度の高い鉢植えの場合は緩効性化成肥料を使うことが多いと思いますが、地植えの場合は化成肥料よりも、土を良い状態に保ちやすい有機肥料がおすすめです。有機肥料は分解されて栄養分として吸収されるまでに少し時間がかかります。成長期に入るころに与えるとよいでしょう。

液体肥料は即効性があるので、次から次へと花を咲かせる一年草や室内で育てる観葉植物に向いている肥料。宿根草でも花が咲いている時期や早く効き目を出したいときに与えることがあります。

なお、暑い日が続く夏の時期など、新芽の動きがなく株が弱っているような状態では、肥料は与えないほうが安全です。

花が終わった後はどうしたらいい?

エキナセア 花 コーンフラワー · Pixabayの無料写真 (12021)

咲き終わった花を摘み取るのは一年草と同じです。花期が長いものは、花がらをまめに摘み取るとより長く楽しめます。
ただ、切り戻しをしながら春から秋まで咲き続けるような一年草とは異なり、宿根草の多くは花の咲く時期が決まっています。咲き終わったら株に負担をかけないように摘み取り、翌年のために株を充実させます。

株を充実させるのに大切なのは、葉の存在。光合成をすることは、植物にとって生存のために必要なことです。根が栄養分を吸い上げるのも葉があってこそ。成長に必要な栄養分を作り出す葉を大切にしましょう。

休眠期の宿根草のお世話

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