壁面に這わせる
壁面誘引は大きくなるつるバラ向きの仕立て方です。当然、枝を固定するために錆びない針金やフックのようなものを使わないといけないので誰でもというわけにはいきませんが、壁いっぱいにバラが咲いた光景は壮観です。
壁を痛めたくない場合は壁の前にトレリスを立てて使うのも一案です。この場合はフェンスと同じ仕立て方をします。
壁を痛めたくない場合は壁の前にトレリスを立てて使うのも一案です。この場合はフェンスと同じ仕立て方をします。
バラの夏場の管理
これからの季節、気温が上がり、梅雨時には雨も多くなってきます。バラにとっても今までどおりの管理の仕方では厳しくなってきます。
これから夏にかけてバラを栽培するに当っての注意点を説明していきます。
これから夏にかけてバラを栽培するに当っての注意点を説明していきます。
水やりと肥料
まずは水やり。バラの水やりの基本は、土の表面が完全に乾いていたらたっぷりと。なので土がまだ湿っている場合はあげないでください。特にこれから気温が上がってくると過湿は禁物。根腐れの原因となります。
土が乾いていたら午前中の涼しい時間帯にたっぷりとあげます。鉢植えの場合は、鉢底から水が流れ出るまであげてください。
また日中気温が上がって乾きが激しい時に枝がしなっとしていたら、すぐには水をあげずに夕方以降、気温が下がってからあげましょう。
花を咲かせたあとのバラは体力をとても消費しています。それを補うために肥料は6月の始めに1回、7月の始めに場合によってはもう1回、元肥(鉢植えは置き肥)をあげます。暑さが本格的な時期はあげません。化成肥料の液肥は成長期に使い、暑くなるこの時期はしばらくお休みです。
ちょっと値段が高めですが、有機液肥はおすすめです。私は、薄めの有機液肥を成長期は2~3日に1度、夏場も週1回と雨が続いたあとに株全体にかけています。これをやり始めて株の状態がよくなり花数が増え病気の発生率がかなり下がったように感じます。興味のある方はぜひ試してみてください。なお、液肥は必ず水をやった後に与えてください。
土が乾いていたら午前中の涼しい時間帯にたっぷりとあげます。鉢植えの場合は、鉢底から水が流れ出るまであげてください。
また日中気温が上がって乾きが激しい時に枝がしなっとしていたら、すぐには水をあげずに夕方以降、気温が下がってからあげましょう。
花を咲かせたあとのバラは体力をとても消費しています。それを補うために肥料は6月の始めに1回、7月の始めに場合によってはもう1回、元肥(鉢植えは置き肥)をあげます。暑さが本格的な時期はあげません。化成肥料の液肥は成長期に使い、暑くなるこの時期はしばらくお休みです。
ちょっと値段が高めですが、有機液肥はおすすめです。私は、薄めの有機液肥を成長期は2~3日に1度、夏場も週1回と雨が続いたあとに株全体にかけています。これをやり始めて株の状態がよくなり花数が増え病気の発生率がかなり下がったように感じます。興味のある方はぜひ試してみてください。なお、液肥は必ず水をやった後に与えてください。
花が終わったら切り戻す
初めてのバラ栽培では、最初のシーズンの蕾は取って株の充実をはかることをおすすめしていますが、開花株を購入したら花はなるべく早めに切りましょう。
切り戻しを行うと、切り戻した一番上の葉の付け根から芽が出てきます。切り戻すところは、元気な5枚葉のついたところで葉が株の外側に向いてついている場所のすぐ上です。株全体の枝の高さを見ながらバランス良くなるように切ってください。上の写真だと青い線を入れた箇所で切り戻しました。
切り戻しを行うと、切り戻した一番上の葉の付け根から芽が出てきます。切り戻すところは、元気な5枚葉のついたところで葉が株の外側に向いてついている場所のすぐ上です。株全体の枝の高さを見ながらバランス良くなるように切ってください。上の写真だと青い線を入れた箇所で切り戻しました。
ベーサルシュートが出てきたら・・・
5月から6月にかけてはバラのシュートが伸びてきます。シュートとは新しく伸びた太い枝のこと。株の状態がいいと勢いよく出てきます。そのシュートの中でも根元から勢いよく出てくるのがベーサルシュートです。
ベーサルシュートは、次の世代の主枝になる大切な枝。1年後にはいい花をたくさん付けてくれる枝です。しかし放っておくと養分がそこに集中してしまい株全体を見た場合育ちが悪くなります。なので蕾が付く前に切ってしまいます。切る位置はほかの切り戻した枝と同じ高さのところ。
こうすることにより元気なベーサルシュートに芽がつき枝数を増やせ、さらに株全体に栄養が行き渡るようになります。
ただしベーサルシュートを切らないで育てる品種があります。それはつるバラの各品種です。つるバラは長く伸ばして誘引するため切る必要はありません。
ベーサルシュートは、次の世代の主枝になる大切な枝。1年後にはいい花をたくさん付けてくれる枝です。しかし放っておくと養分がそこに集中してしまい株全体を見た場合育ちが悪くなります。なので蕾が付く前に切ってしまいます。切る位置はほかの切り戻した枝と同じ高さのところ。
こうすることにより元気なベーサルシュートに芽がつき枝数を増やせ、さらに株全体に栄養が行き渡るようになります。
ただしベーサルシュートを切らないで育てる品種があります。それはつるバラの各品種です。つるバラは長く伸ばして誘引するため切る必要はありません。