「ごぼう」の基礎知識
<栽培の基本>
今回も最近、自分のオリジナル育成方法の定番になりつつある「膨らむ土(ココヤシ土)」と水抜き穴のない鉢とハイポネックス養液の水遣りで育ててみました。
※「膨らむ土(ココヤシ土)」とは?
数社の園芸メーカや、園芸店オリジナル品として販売されています。「ココヤシ」を原料にした吸水性の高い、日本に古来からあるミズゴケのような、軽く運搬も楽な土の代わりを果たす新素材です。「燃えるゴミ」として捨てられるという特徴もあり、ベランダや室内で植物を栽培したい人にはうってつけです。
今回も最近、自分のオリジナル育成方法の定番になりつつある「膨らむ土(ココヤシ土)」と水抜き穴のない鉢とハイポネックス養液の水遣りで育ててみました。
※「膨らむ土(ココヤシ土)」とは?
数社の園芸メーカや、園芸店オリジナル品として販売されています。「ココヤシ」を原料にした吸水性の高い、日本に古来からあるミズゴケのような、軽く運搬も楽な土の代わりを果たす新素材です。「燃えるゴミ」として捨てられるという特徴もあり、ベランダや室内で植物を栽培したい人にはうってつけです。
とはいえ、先日、ホームセンターで半値で販売されていました。半年前は、このホームセンターで、デモ用のサンプルを展示するほどの気合の入れようだったのですが・・・。理由は定かでありませんが、今現在(2017年6月)、(すくなくとも、このお店では)あまり人気がないようです。
パッケージの注意書きにあるとおり、水を吸収して6倍の容積になります。3社から、ほぼ同様の製品がでているのを確認しています。この社の製品だと3.7リットル用が4パック入っていて、私は、使用時に1パックをポリバケツ(約4リットル)一杯の水で解凍?して使用しています。そのままだと、水分が多すぎるので、ざるですくって鉢に入れています。一度解凍すると、乾燥しても容積は変わらないようです。
パッケージの注意書きにあるとおり、水を吸収して6倍の容積になります。3社から、ほぼ同様の製品がでているのを確認しています。この社の製品だと3.7リットル用が4パック入っていて、私は、使用時に1パックをポリバケツ(約4リットル)一杯の水で解凍?して使用しています。そのままだと、水分が多すぎるので、ざるですくって鉢に入れています。一度解凍すると、乾燥しても容積は変わらないようです。
※「ココヤシ」を原料にした「水で(約6倍に)膨らむ土」については、過去の記事『「水で膨らむ土」で大根作りに挑戦!』
https://gardening-news.net/media/works/v2/articles/F0APC
等で詳細を紹介しています。併せて、ご参照ください。
https://gardening-news.net/media/works/v2/articles/F0APC
等で詳細を紹介しています。併せて、ご参照ください。
ごぼうの品種や種類
サラダごぼう(ファイルケース版)
100円ショップで買った「ファイルケース」を鉢として使ってみました。理由は、比較的深く土が張れると考えたので・・・。また、見た目的にもインパクトを狙ったつもりだったのですが・・・。(1/18)
via (画像:オリジナル)
原種、品種で見ると、さほど「ごぼうの仲間」は多くないようです。
大きく分けると、その一番代表的なもののひとつは、現在栽培されている品種の多くの元となった「滝野川ごぼう」です。その名の示す通り、現在もある東京都北区滝野川発祥と言われるものです。根が柔らかく味がよいことで知られています。
次に有名なものは堀川ごぼうです。こちらは伝統的な京野菜で、真が空洞になっているのが特徴で、秀吉の聚楽亭が発祥だという説もあります。
大きく分けると、その一番代表的なもののひとつは、現在栽培されている品種の多くの元となった「滝野川ごぼう」です。その名の示す通り、現在もある東京都北区滝野川発祥と言われるものです。根が柔らかく味がよいことで知られています。
次に有名なものは堀川ごぼうです。こちらは伝統的な京野菜で、真が空洞になっているのが特徴で、秀吉の聚楽亭が発祥だという説もあります。
もう一つは、大浦ごぼうです。江戸時代以前から栽培されていたごぼうで、千葉県匝瑳市大浦地区の特産です。でもこちらで作られたものは成田山新勝寺にすべて奉納されるそうです。とはいえ、その種は、古性種故か沢山の種類が出回っているようです。「市場には出回らない!」そういった意味ではガ-ディナーの心揺さぶるものともいえるかもしれませんね。
それに加え、各種苗会社が独自に開発した品種がいくつかあるようですが、全体的には比較的小さめで、生や、生に近い状態(湯がいて食べられる・・・など)のものが人気があるようです。
ちなみに、私が今回、使わせていただいた品種は「さらだごぼう」と呼ばれ、根の長さが35-40cm程度と短く、かつ湯がいて「サラダ」として食べられるものです。もちろん、これは(根の長さが比較的短い等)「ベランダガ-ディニング」に適しているという判断からきています。
それに加え、各種苗会社が独自に開発した品種がいくつかあるようですが、全体的には比較的小さめで、生や、生に近い状態(湯がいて食べられる・・・など)のものが人気があるようです。
ちなみに、私が今回、使わせていただいた品種は「さらだごぼう」と呼ばれ、根の長さが35-40cm程度と短く、かつ湯がいて「サラダ」として食べられるものです。もちろん、これは(根の長さが比較的短い等)「ベランダガ-ディニング」に適しているという判断からきています。
サラダごぼうの育て方
一般的な「サラダごぼうの育て方」をもとに、『「ココヤシ土」によるベランダ栽培』について細かく見てゆきましょう。
<種まき>
まず、サラダごぼうの発芽までの日数は7-10日。野菜類では結構時間が掛かる方だと思います。発芽適温は20-25度。こちらは、扱いやすいことを意味しています。ちなみに、生育適温も同じく20-25度です。その条件から、蒔き時期は、寒地、寒冷地(北海道から東北と山岳)は4月下旬から7月いっぱい。温暖地(関東以南)では、蒔き時期の期間が広がり、3月中旬から9月上旬頃、さらに暖地(山間部を除く四国、九州)ではもっと広がり、3月上旬から9月末まで可能です。室内に取り込むことも視野に入れた『ベランダガ-ディニング』だとほぼ、一年中栽培も可能だと思われます。
<種まき>
まず、サラダごぼうの発芽までの日数は7-10日。野菜類では結構時間が掛かる方だと思います。発芽適温は20-25度。こちらは、扱いやすいことを意味しています。ちなみに、生育適温も同じく20-25度です。その条件から、蒔き時期は、寒地、寒冷地(北海道から東北と山岳)は4月下旬から7月いっぱい。温暖地(関東以南)では、蒔き時期の期間が広がり、3月中旬から9月上旬頃、さらに暖地(山間部を除く四国、九州)ではもっと広がり、3月上旬から9月末まで可能です。室内に取り込むことも視野に入れた『ベランダガ-ディニング』だとほぼ、一年中栽培も可能だと思われます。