自然に赤くなる?
ポインセチアの赤い部分は花でなく葉が変化したもの。本来は自然にまかせて育てていれば赤くなるのですが、冬の気温が低い日本では、屋外に置いたままでは赤くなる前に枯れてしまいます。そのため、クリスマスの頃に華やかな赤にしようとすると少し工夫が必要です。
赤くなるための条件は?
ポインセチアは短日性の植物です。短日性植物とは、昼間よりも夜の時間が長くなると花芽をつける性質を持つもの。ポインセチアの花が咲いて苞が赤くなるためには、1日のうち夜、つまり暗い時間が13時間以上必要なのです。そのため、夜も電気をつけている室内で育てているといつまでたっても赤くなりません。
このような植物を狙った時期に開花させるために行うのが「短日処理」です。ポインセチアの場合は、開花させたい(赤くしたい)時期の約2カ月前から、短日処理を行います。もし12月頃に赤くしたければ、9月中旬~下旬頃から短日処理を行えばよいということになりますね。
このような植物を狙った時期に開花させるために行うのが「短日処理」です。ポインセチアの場合は、開花させたい(赤くしたい)時期の約2カ月前から、短日処理を行います。もし12月頃に赤くしたければ、9月中旬~下旬頃から短日処理を行えばよいということになりますね。
ポインセチアの短日処理の方法
夕方5時頃~朝7時ころまで、段ボール箱などでポインセチアをすっぽりと覆います。隙間から光がもれないものを使いましょう。これだけで、2カ月ほど経つと葉が赤く色付きます。
時には暗くするのを忘れてしまった!ということもありますよね。1日か2日程度だったら問題ないので、そのまま続けましょう。
短日処理の方法は一見簡単ですが、2カ月間毎日行わなければならないため、少し根気が必要かもしれません。
時には暗くするのを忘れてしまった!ということもありますよね。1日か2日程度だったら問題ないので、そのまま続けましょう。
短日処理の方法は一見簡単ですが、2カ月間毎日行わなければならないため、少し根気が必要かもしれません。
ポインセチアの短日処理はなかなか大変ですが、美しく色付いたポインセチアをクリスマスシーズンに楽しむためにがんばりましょう。