薄暗い雑木林の中にぽっと現れたうっすらとした白い物体。その出で立ちが幽霊のようなことから英語では「Ghost Plant(幽霊草)」とも呼ばれるギンリョウソウモドキはシャクジョウソウ科の多年草です。腐生植物の仲間で、見て分かる通り葉緑素を持ちません。雑木林の地面にたまった腐敗した枯葉から養分を得ています。
北アメリカや東アジア、日本では北海道から九州まで生息しています。普段は地下茎のみの状態なので地上で見かけることはありませんが、8月~10月に地上に出てきて花を付けます。同じシャクジョウソウ科のギンリョウソウととてもよく似ていますが、ギンリョウソウは春にギンリョウソウモドキは秋に開花します。
北アメリカや東アジア、日本では北海道から九州まで生息しています。普段は地下茎のみの状態なので地上で見かけることはありませんが、8月~10月に地上に出てきて花を付けます。同じシャクジョウソウ科のギンリョウソウととてもよく似ていますが、ギンリョウソウは春にギンリョウソウモドキは秋に開花します。
まるでダースベイダー! アリストロキア・サルバドレンシス
このダースベイダーのような花はアリストロキア・サルバドレンシス。ウマノスズクサ科の低木です。英語では「Darth Vader Flower(ダースベイダーの花)」とか「Dutchman's Pipe(オランダ人のパイプ)」と呼ばれています。
エルサルバドル原産で中米の熱帯雨林に生息しています。日本での栽培は難しいとされており特に開花をさせるのは大変なようですが、京都府立植物園や神代植物公園のほか個人の栽培家の方も成功されています。開花は不定期です。全草に発がん性があり腎臓障害を起すアリストロキア酸を含んでおり、これを敢えて食べる人はいないとは思いますが摂取は厳禁です。
エルサルバドル原産で中米の熱帯雨林に生息しています。日本での栽培は難しいとされており特に開花をさせるのは大変なようですが、京都府立植物園や神代植物公園のほか個人の栽培家の方も成功されています。開花は不定期です。全草に発がん性があり腎臓障害を起すアリストロキア酸を含んでおり、これを敢えて食べる人はいないとは思いますが摂取は厳禁です。
こう見えても柑橘類! ブッシュカン
この変わった形の果物はブッシュカンです。こう見えてもカボスやユズの仲間で香酸柑橘類なんです。ブッシュカンという名前は漢字で書くと仏手柑となり、先が分かれた実が手の指に見えることからそう名付けられました。英語でも「Buddha’s Hand(お釈迦さまの手)」と呼ばれています。
原産地はインドで、日本には江戸時代に入ってきました。香りがとても良いんですが実はとても少なく酸っぱいので生食には適さず、主に砂糖漬けにして食べます。また昔から乾燥したものは漢方薬として使われてきました。観賞用としても使われており、盆栽にして楽しんでいる人もいるんですよ。
原産地はインドで、日本には江戸時代に入ってきました。香りがとても良いんですが実はとても少なく酸っぱいので生食には適さず、主に砂糖漬けにして食べます。また昔から乾燥したものは漢方薬として使われてきました。観賞用としても使われており、盆栽にして楽しんでいる人もいるんですよ。
不気味なエイリアン! スターツデザートピー
真っ赤なボディに黒い頭、このインパクト抜群のエイリアンのように見える植物はスターツデザートピーです。オーストラリアのスターツ砂漠(スターツデザート)に生息しているマメ科の多年草です。見た目がとてもユニークな花なんですが、南オーストラリア州では州花に選ばれているそうですよ。
日本でもタネや春先に温室栽培された苗が流通しています。しかし元々の生息地が砂漠ということから湿った環境だと調子を崩します。特に高温多湿の日本の夏は苦手とされていて、日本では一年草扱いだそうです。
日本でもタネや春先に温室栽培された苗が流通しています。しかし元々の生息地が砂漠ということから湿った環境だと調子を崩します。特に高温多湿の日本の夏は苦手とされていて、日本では一年草扱いだそうです。
ディスプレイ向きハロウィンカラーの植物たち
ハロウィンの色といえばオレンジ色と黒。ハロウィン気分を盛り上げるディスプレイにハロウィンカラーの個性的な植物を使ってみませんか?手に入りやすくて育てやすい植物をピックアップしたので参考にしてください。