2017年3月22日 更新

思わず見つめてしまう!植物を使った「ジオラマ」が素敵

一つの鉢に風景を作り出す「ジオラマ」が注目を浴びています。その魅力をお伝えします。

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ある晴れた日に…ふんづけたのです。

ウルトラマンの、正義の味方のほうの、つま先を…。
洗濯物を胸にいっぱい抱えた状態で。
「よいしょ。」
とベランダに出ようとした時に。

ウルトラマンのブーツのつま先は鋭利。衝撃で、持っていた洗濯物が少しこぼれました。

「もぉ!痛いのよっ!」
そう、思ったのと同時に、気付いたのです。

「そうだ!」
「これを、鉢に置いてみよう!」
と。

「ジオラマ」の完成です。

ひょろんと伸びたサボテンの横に置くと、いい具合にトゲに引っかかってくれて、
眼光鋭く、こっちをじーっと見つめている…
「SPが家族を見守ってくれている風」
に仕上がりました。

作品を玄関に置いてみました。
出迎えるというより「見張ってくれている」素敵なウェルカム・オブジェになりました。

いま注目されている、植物を使った「ジオラマ」。誰でも素敵にできるのです。

その魅力、作り方について、語ります。
Free photo: Environmental Protection - Free Image on Pixabay - 326923 (480)

出来上がった「ジオラマ」を鑑賞しましょう。

一つの鉢の中に、一つのドラマを見ているような仕上がりが理想です。
自分のアイデアで、映画の中に出てくるような、素敵な風景のミニチュアを作り出すことが出来ます。

素敵なシーンに出会ったら、しっかりと自分の胸に刻み込んでおきましょう。
のちに、ぴったりの木が見つかるかもしれません。

目の前に、心奪われる情景を作り出す。
思いたったら、準備をはじめてみてくださいね。

素材選びのポイント

Free photo: Acorns, Germination, Seedling - Free Image on Pixabay - 1476284 (802)

おすすめは、四季を感じる、もともと日本に生息する木々を使用すると、シーンに多様性が生まれます。

日本に昔からある植物は、外国から入ってきた珍しい植物より手がかからず、すくすくと育ってくれるものです。それを忘れてしまいがちです。素材としても丈夫で、日本の気候に馴染んでくれます。

当たり前に目の前にある、身近な木々たち。その良さを見直す機会になると良いですね。

葉が、あまり大きくならない木もおすすめです。

鉢という小さな舞台に場面を作るため、イチョウやポプラなど葉が大きい木を選ぶと、舞台が大きくなります。※それはそれとして味があります。

材料を育てる

Free photo: Adult, Art, Bonsai, Hand, Plant - Free Image on Pixabay - 1868109 (481)

木々をよく観察していると、”今日は表面が乾いている”とか、”先端に勢いがない気がする”とか、小さなことにも気が付くようになります。
植物の種類の違いだけではなく、1本1本の育ち方や様子は違うものです。
少しの置き場所の違いでも、育ち方に違いが出てきます。

木々を育てるためには、太陽の光は必ず必要。
自然界で育つ植物は、カーテン越しの光では間延びしてしまうことがあります。1日のうち、ほんの少しでも、太陽の光を浴びさせてあげると、強く育ってくれます。
Free photo: Pea, Sprout, Sprouted, Germinated - Free Image on Pixabay - 330337 (800)

素材のオススメ【みかん・レモン】

”種をまく。蝶を呼ぶ。自然のリアルな劇場を作り上げる”

春が近くなると、食べたミカンの中に種が見つかることがあると思います。

ぷっくりとした種を、赤玉土にまいてみて下さい。
黄緑色のミカンの木らしい芽が出てきます。5センチほど育つと、ミカン科の木らしく、茎に小さなトゲができてきます。3本5本と芽を出して、育つごとに個性が出てきます。
高低差を付けるなど、まとめて鉢に植えると、林のセットが出来上がります。

レモンの種も発芽率が良く、おすすめです。
レモンは、みかんに比べると、葉っぱの色が黄色がかっています。レモンの木は耐寒性が若干劣るので、小さい苗木の時期には、冬の間は、部屋に避難させる方が安心です。
見た目は、みかんと比べて全体の色がライムグリーンで、葉っぱが少し小さく茎が太く感じます。

ベランダでも、果樹類の木を育てていると、蝶々がやってきてくれるかもしれません。
蝶々はミカン科の植物が大好きです。

※蝶々にうっとり見とれていると、産み付けられた卵からかえった芋虫に、葉っぱは丸坊主にされてしまい枯れてしまうこともあります。

黄緑色のからだをむくむく動かせて、一生懸命葉っぱを食べる。その姿を観察するのも感動します。リアルに動く劇場です。

かわいいキャラクターは、お腹いっぱい食べつくして、ころころした体つきになると、さなぎになります。

蝶の孵化を目の前でみることも可能です。種を発芽させることから始めて、ドラマチックな生き物の生態の舞台を観察出来ます。

これらの、発芽したばかりの小さい木々は、モンシロチョウの子供ぐらいの、小さい芋虫が似合います。
Free photo: White, Butterfly, Macro, Insect - Free Image on Pixabay - 1976728 (806)

フィギアをのせてみる

”主人公を配置して、劇場のセット仕立てに”

材料は、まずはおもちゃでも、お菓子のおまけでも大丈夫です。
お子様が使い古したミニカーやフィギアを、純粋な目で見つめてみて下さい。ピンとくる一鉢の上に置けば「ジオラマ」の完成です。

ガチャガチャでもカエルのフィギアが手に入ります。
コップのフチ子さんを「盆栽」に座らせても良いですね。

ポイントは、水をかけてもOKな素材です。耐水性があれば、どんな物でも大丈夫。

特に、ウルトラマンのフィギアと怪獣は、とても使い勝手が良くおすすめです。
※本体が、あらかじめポーズをとっていると、場面に臨場感でます。
※直立型は、何体も並べると「親分のお迎え」的な感じで、あなたを出迎えてくれるでしょう。
小さめのウルトラマンのフィギアは、先ほどご紹介した、芋虫との戦いの場面を作ることが出来ます。

コニファーの陰には、恐竜のフィギアが似合います。

自分の手で作りだす「ジオラマ」の楽しさに目覚めると、休日の1日は、あっという間に過ぎていくことでしょう。思いつくままに置いてみて下さい。意外なものがマッチングして、感動の舞台ができあがるでしょう。

この、フィギアを載せたり、建物の模型をのせたりして風景を作り出すことが、植物を使った「ジオラマ」の醍醐味でもあります。
自分でテーマを決めて、舞台を作り出す醍醐味を、ぜひ味わってみて下さい。
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