2017年3月22日 更新

思わず見つめてしまう!植物を使った「ジオラマ」が素敵

一つの鉢に風景を作り出す「ジオラマ」が注目を浴びています。その魅力をお伝えします。

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場面の小道具【下草・コケ】

シンボルツリーとなる木を植えたら、下草を寄せ植えしたり、コケを貼ると、さらにジオラマの舞台らしくなります。

自然界の景色をお手本にすると失敗がありません。自然界では、むきだしの土は、畑など以外には見当たらない様に、盆栽の表面もコケなどで覆う方が自然に見えます。

※表面を、化粧土でカバーする方法もあります。

散歩の時に、側溝を見てみましょう。もこもこと盛り上がったコケが見つかるかもしれません。
側溝に、何気なく生えているコケも、集めてみると、色々な大きさ形種類があることに気が付くはずです。
コケを貼り合わせてそれを眺めてみると…。

不思議です!コケが草原に見えてきます。コケにもいろいろな種類があるので、コケだけでも素敵な風景が出来ます。

コケは鉢の土に馴染むまでには、相当な時間が必要です。コケを表面に張ったら、そっと水やりをするのが鉄則です。コケは強い直射日光を嫌います。日差しが当たってしまうときには、半日陰や、他の木の陰に移動させましょう。
Free photo: Snail, Shell, Mollusk, Close - Free Image on Pixabay - 582201 (547)

自分で鉢を作る【オリジナル鉢】

器は”穴が開いていて排水が出来るもの”ならば、何でも使用することが出来ますが、主人公は木や植物なので、そのイメージに合わせることが大切です。

おすすめなのが、粘土をこねて作る、手ひねりの鉢です。

ろくろを使った本格的な陶芸も良いですが、粘土を自分の手で形作り、自分の大事な1本に似合う植木鉢に仕立てるのは、とても楽しい作業です。

何気ない形に作っても、釉薬をかけると、味のある形に変身します。ただ芽を出したばかりの小さい木を植え付けても、それなりに盆栽を思わせる雰囲気をかもし出してくれるのです。

観賞用に植物を育てる時には、鉢にお金をかけると上手くいきます。
オリジナルの鉢は、世界で一つの素晴らしい価値があります。
Free photo: Plant, Young Plants, Small Plant - Free Image on Pixabay - 786689 (808)

土について

盆栽に使う土は、見た目の美しさも気にかけると、出来上がりに差が出ます。
・赤玉土
・山砂
・腐葉土
のブレンドで、大抵の木は育てられます。

※特に酸性の土が好きな植物のつつじ・ブルーベリー・一部の山野草などは鹿沼土が必要です。

鹿沼土の表面には、土のpH(ペーハー)を合わせないと、コケがなかなか張り付かないようです。

ブレンドのポイントは、その木が自然に生えている植物の状態を思い出すことです。

養分豊富な山土が好きな植物ばかりとは限りません。例えば実が生るものは一般的に養分を欲しがるので腐葉土を多めに、植え付けの時に肥料を少し入れた方が良いのです。

例えば他にも赤松を植える場合を考えてみます。
赤松は海の近くで見かけますね。防風林として植えられています。松は砂を多めにブレンドすると生育が良いです。あまり養分は必要ありません。

自然界での生育地を参考に、オリジナルのブレンド土を配合して植え付け、生育の様子を見てみましょう。

値段が安い赤玉土は、水やりの度に崩れやすく、固まってきてしまう傾向があります。値段は高いのですが、焼き赤玉土を使うと、見た目や生育が良いようです。

表面を、コケで覆わずに土をむき出しにする場合は、焼き赤玉土の小粒か、表面のみ真っ黒で細かい粒の「富士砂」を使うと綺麗に仕上がります。

※白い化粧砂を使うと雪の景色を作ることが出来ます。
Free illustration: Bonsai, Bonsai Tree, Green Tree - Free Image on Pixabay - 1854822 (485)

あなたもオリジナルの風景を作ってみましょう

植物を使った「ジオラマ」は、目の前にミニチュアの景色を作り出します。
あなたは、どんな作品を作りますか?

一鉢の中に、とっておきの”物語”を作り出してみましょう。
Free photo: Shoes, Run, Plant, Go, Feet - Free Image on Pixabay - 1416013 (809)

今日、初音ミクのフィギアを…。
「くぅ。痛い!」
…そうだ!
あのステージの上に置いてみよう。
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