マーガレットは、白色の花びらに中心が黄色い花を思い浮かべる人が多いですが、ピンク色や八重咲などいろいろな品種があります。花が高い位置に咲くため、植木鉢や庭でもとても目立つ存在になるでしょう。日当たりのいい場所、水を毎日与える、風が通る場所など手入れをきちんとしていれば、花はどんどん増えていきます。また、花つきがいいため液体肥料が欠かせません。ただし、アブラムシがついてしまうと、花が咲かなくなってしまいます。苗を植えたら月に1度はオルトランなどの、園芸用忌避剤をまいておきましょう。
花の美しさは一級品「ラナンキュラス」
お花が好きな方なら一度はラナンキュラスを見た方も多いのではないでしょうか。花の美しい色だけでなく、幾重にも重なった花びらがとても美しくみえます。園芸店では、切り花としても売っているのをよく見かけますが、長い間花を楽しみたいのであれば、鉢植えで栽培してみましょう。特に日光を好む植物なので、日当たりのよい場所に置くようにします。日光の量が減ると、花の色が薄くなり迫力がなくなってしまいます。土は、水はけがよく風通しの良い場所がおすすめです。
夏に植えたいおすすめの植物
花の咲く時間が長い「ジニア」
ジニアとは日本名「百日草」ともいわれ、黄・ピンク・オレンジ・白など色鮮やかな花を咲かせます。百日草という名前のとおり、花が咲く期間が長いのが特徴です。夏の暑い時期にも強いので、春から苗を植えて育ててみてはいかがでしょうか。寄せ植えにジニアを植えるとボリュームを出すことができ、庭に直で植えるとグランドカバーのように株が広がっていきます。また、ハンギングにも向いているので、いつもと違った植え方をしてみたいという方にもおすすめです。
夏の暑さに強い「センニチコウ」
小さな毛玉のようなかわいらしい花を咲かせるのが特徴の植物です。センニチコウは漢字で「千日紅」と書かれ、紅という色が色濃く花を咲かせるという意味ともいわれています。色は、白、ピンク、紫と豊富で、夏の暑い時期でも元気に花を咲かせます。寄せ植えにするとき、花びらをたくさんつける花と一緒に植えると、バランスがよくなります。花がたくさんつきすぎたら、切り花にし乾燥するとドライフラワーとしても楽しむことができます。日本の気候にもよくあっているので、初心者でも育てやすい植物です。
にわとりのトサカに似た「ケイトウ」
にわとりのトサカに似たことからつけられている赤い花が有名な植物です。花びらがたくさんつく花も魅力ですが、ケイトウのように少し変わった形の花を一緒に植えると見ごたえがあります。ケイトウは、冬の寒い時期は苦手ですが、夏の暑さには比較的強い植物です。赤い花が有名ですが、黄・オレンジ・ピンクなどの花もあります。花が終わるとこぼれ種がたくさんできるので、翌年のためにとっておきましょう。冬に弱い植物なので、種をとっておき春に植えると毎年花を楽しむことができます。ただし、一度植えた場所には向いていません。種は違う場所に植えるようにしましょう。