2018年3月28日 更新

イングリッシュガーデンから学ぶ、基本テクニック ~ エクステリア&ガーデンファニチャー編 Vol.2 ~

庭をさらに美しく演出してくれる、エクステリアやガーデンファニチャー。でもたくさんの種類の中から、本当に必要なものを選ぶのは、なかなか難しいですよね。ここでご紹介する、実際のイングリッシュガーデンで使われているエクステリアやガーデンファニチャーを参考に、自宅の庭にぴったりなアイテムを探してみませんか?

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1.アーチ

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アーチはご存知のように、オベリスクと同じようにつる性の植物を誘引するエクステリアですが、上部が半円形のようなかたちになっており、門の役目も果たしてくれるアイテムです。

バラやクレマチスなどをつたわせれば、シーズンには咲き誇る花の下をくぐり抜けられる、トンネルのように仕立てることが可能です。

庭の入り口にアーチを設置すれば、秘密の花園への通り道のようになり、次のシーンへと向かう、ワクワクさせる第一歩に。あるいは庭の中心に備えて、華やかなフォーカルポイントにするのも素敵ですね。

上から花がこぼれ落ちてくるような空間を作り上げることが出来るアーチは、ガーデナーにとっては憧れのエクステリア。イングリッシュガーデンではどのような使い方をしているのか、チェックしてみてくださいね。

アイアンのアーチは、エレガントな魅力でいっぱい

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こちらはスコットランドはボーダーズ・エリアに位置するフロアーズ・カースルのガーデンです。洗練された雰囲気に満ちあふれているフロアーズ・カースルのバラのアーチは、アイアンの素材で出来ています。

アイアン素材だからこそ作り出せる、ゆるやかに描かれた曲線が印象的。アーチ内部のクラシカルなデザインは、シックでエレガントなガーデンにはぴったりです。流行に惑わされることのないフォルムは、長く庭を彩ってくれるでしょう。

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こちらのアーチのように、大きさもある程度あり、またアーチ自体が主役ともなるデザインのものは、花期ではない時期にも庭を美しく見せてくれる効果があります。

また、ガーデン内のテーブル&チェアも同じようにアイアン素材、そして似たデザインのものを選べば、調和のとれた庭になるに違いありません。

アイアンは、どんな季節でも優美で上品な魅力にあふれている庭を目指したい方におすすめの、アーチの素材であると言えるでしょう。

ナチュラルガーデンにぴったりなアーチ

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アーチと聞くと、多くの方が思い浮かべる素材はアイアンかもしません。しかしスコットランドにある、ナチュラルガーデンという言葉がぴったりなアボッツフォード・ハウスでは、ガーデン内部の小道に木でできたアーチが設置してありました。

既製品では得られない、自然そのものといった曲線を持つ木の枝を使い、それらを繋ぎ合わせてできたアーチ。そこへ淡いピンクのミニバラを誘引し、足元にはバラと好相性のサルビアを配置することで、ナチュラルで優しい空間が完成していました。

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こちらはケント州にあるB&B、Pendana Beech House にあるアーチです。こちらのオーナーご夫妻は、ご自宅もB&Bとなっているロッジもご自身で造られているのですが、アーチもやはりお手製。

DIYならではのぬくもりあるアーチとなっており、お庭の素敵なフォーカルポイントとなっていました。アーチの土台となった木々につたがからまり、何とも言えない風情をかもし出しています。

自然の作り出すフォルムはどこかノスタルジックな雰囲気があり、ナチュラルガーデンにはぴったりと言えるでしょう。DIYが得意という方や、庭を素朴な印象でまとめたい方にぜひ参考にして欲しいアーチです。
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この記事を書いたひと

Hazuki Akiyoshi Hazuki Akiyoshi