2018年5月18日 更新

オリーブに実をつける方法。せん定や挿し木のコツとは

オリーブといえば、オリーブ油など毎日料理に使っているという方も多いのではないでしょうか。オリーブはヨーロッパの地中海地方のように、温暖で日当たりのよい場所を好みます。また、オリーブは枯れることが少ない丈夫な植物です。庭や家の中でも育てられるので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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2つ以上の品種を近くで育てる

オリーブは1本でも実をつける品種もありますが、できるだけたくさん実をつけたい場合、2種類以上のオリーブを近くで育てるようにしましょう。風や虫が自然授粉させてくれることもありますが、自分で2つのオリーブの花を近づけて授粉するとさらに実が多くつきます。

新しく出た芽がついた枝はせん定しない

せん定は年中可能ですが、春から夏にかけての時期は注意が必要です。特に芽が出て花が咲いた後は小さな実をつけます。この時期にせん定してしまうと、せっかく実になろうとしている枝が減ってしまいます。せん定をおこなうのであれば、できるだけ冬の間におこなうようにしましょう。

花がつく時期は雨に注意する

オリーブの花が咲きはじめる時期は、梅雨に入り雨の日が続くことが考えられます。せっかく咲いた花が雨や風により散ってしまうと実がつきにくくなります。もし雨が降ったら鉢植えの場合、家の中に移動したり、地植えの場合はビニールや小さな網目の網などで保護したりするようにしましょう。ただし、オリーブは過湿を嫌うので長い間かぶせないようにすることも大切です。

オリーブは食べるだけでなく見て楽しむこともできる

オリーブを育てるときの注意点や実をたくさんつける方法についても紹介しました。想像していたよりは、育てられそうと思った方もいるのではないでしょうか。特に毎日手入れが必要という訳ではなく、花や実がつく時期以外は頻繁に手入れの必要もありません。

オリーブを収穫したら、塩漬けやハチミツ漬けなども楽しむことができます。また大きく育てばシンボルツリーとしても楽しめるので、観賞用として育ててみてもいいでしょう。毎年花や実をつけるには、ちょっとした手入れが大切になるので、季節ごとにどのような手入れが必要なのかチェックしておきましょう。
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