2017年5月18日 更新

コテッジガーデンにぴったりなのは、どんな花? 初心者にもおすすめの多年草

イングリッシュ・ガーデンと聞いて、最初に頭に思い浮かぶのはコテッジガーデンの方も多いのではないでしょうか。 そんなイングリッシュ・ガーデンの象徴とも言える、長い年月をかけて愛され続けて来たコテッジガーデンには、どんな花が向いているか、ご存じですか? ここでは初心者の方にも簡単に育てられる、コテッジガーデンにぴったりな、おすすめ多年草をご紹介します。

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アルケミラ・モリス

 (2948)

ソフトで優しい葉のグリーン、小粒の柔らかい黄色い花が可憐で美しいアルケミラ・モリス。
背丈が30~60センチと丁度良いサイズなので、花壇の縁取りに植えると優しい雰囲気に。

また、繊細な花や色合いが他の花と相性が良いのも魅力的なポイントです。寒さに強く、寒冷地に向く花で、株分けで増やす事が出来ます。

植え付け期は11月~3月、開花期は5月から7月、寒冷地では8月頃まで。ハーブとしても活用出来ます。

ジギタリス・ルテア

 (2949)

背丈の高い花としては柔らかい雰囲気を持つジギタリス・ルテア。
その鈴のようなかたちをした花びらと、エレガントに伸びる茎のバランスが可憐で、コテッジガーデンには欠かせない存在です。

寒さには強いですが、暑さに弱い花となるので、半日蔭のエリアで美しく咲いてくれるでしょう。多年草として知られていますが、品種や環境によってはそのまま枯れてしまうものもあり、一年草や二年草として取り扱われている場合もあります。

植え付け期は3月、開花期は初夏の5月~6月。花が咲き終わった後、種を取って夏の終わりに蒔けば、また翌年も花を楽しむ事が出来るでしょう。

アマドコロ

 (2950)

緩やかな曲線を描く繊細な葉、そしてスズランのようにうつむき加減に咲く花をつけるアマドコロ。
寒さに強く、背丈も50センチ前後と花壇の中央に植えるのに丁度良いサイズ。また、株分けで増やす事が出来るので、幾つか庭の中に植えるのも素敵です。

開花期は5月と非常に短いですが、その美しい葉が生い茂るので、他の花と合わせれば花壇を鮮やかなグリーンで彩ってくれるはず。

地植えでは水やりは殆ど必要がないほど丈夫で、植えっぱなしでもOK。ビギナーさんにもおすすめの品種です。

多年草を生かしたコテッジガーデンを目指して

初めて庭を作る時、どんな花を選ぶのかは非常に楽しく、また大切な作業です。特にコテッジガーデンというたくさんの花を用いたスタイルでは、どんな花を選べば良いのか、迷ってしまう事もありますよね。

コテッジガーデンは、元々は働く人々が日々の暮らしに必要なものをチョイスしてスタートしたガーデン・スタイル。
毎年繰り返し咲いてくれる多年草は、コテッジガーデンの長い歴史の中で愛され続けて来た品種です。

また来年も、美しい姿を見たいから。何度でも咲き誇る花を見る事が出来るのは、ガーデナーの喜びでもあります。
コテッジガーデンを彩る多年草を探している時は、是非今回の記事を参考にして下さいね。
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Hazuki Akiyoshi Hazuki Akiyoshi